この記事では、精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)を持つことによるメリット、デメリットをご紹介します。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)をお持ちの方
- 障害者手帳を持つかどうするか悩まれている方
- 障害者手帳のメリット、デメリットを知りたい方
- 「HCap」に興味がある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では障害者手帳の解説を、後半では障害者手帳のメリット、デメリットをご紹介します。
精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)とは?
障害者手帳には色々な種類があり、身体障害や知的障害、精神障害などの障害の種類によって発行される手帳が異なります。その中で精神障害者保険福祉手帳は精神障害を持っている方に発行される手帳になります。精神障害は障害の重さによって1級〜3級に分けられています。
私の障害の種類は精神障害者保険福祉手帳の2級に該当します。
障害者手帳を持つことのメリットはたくさんあり、まだ持っていないという方は是非この機会に発行されることをおすすめします。
障害者手帳に有効期限はありますか?
身体障害者手帳には基本的に有効期限はありません。精神障害者保険福祉手帳の有効期限は2年間となっています。期日が近づいてきたら更新手続きをしましょう。
精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)を持つ10のメリット
精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)を持つことによるメリットは10個あり、詳しくみていきましょう。
①都営地下鉄などの電車の運賃無料
障害者手帳を持つことで電車が無料になります。都電、都営地下鉄及び日暮里・舎人ライナーの全区間で無料となります。東京に住んでいればメリットを最大限に活かすことができますね。
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②都営バスが無料、その他の会社でも半額
東京都が運営する都バスは無料で利用可能となります。都バス以外のバス会社でも運賃が半額になるなどのメリットがあります。
③映画がいつでも1,000円
映画館も割引されます。1作品あたりいつでも1,000円で観ることができるようになります。同伴者も1名だけですが1,000円に割引されます。
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④駐輪場が無料のところあり
駐輪場も無料になることがあります。私は東京都で駅に隣接している駐輪場を障害者手帳を提示することで無料で利用できています。
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⑤美術館や動物園などの施設利用料が半額など
各種施設の利用料も割引されます。例を以下に載せておきます。
- 新宿区立新宿歴史博物館 無料
- 板橋区立美術館 半額
- 大塚公園水泳プール 無料
- 国営昭和記念公園 入園料無料
⑥NHK受信料が無料または半額
障害者手帳を持つとNHKの受信料が免除されます。ただし住民税非課税世帯の場合など条件がありますので、NHKに確認をしましょう。
⑦障害者求人に応募できる
障害者手帳を持つことの最大のメリットは障害者求人に応募できることです。障害を持っていることをオープンにして就労することで、企業側から色々な配慮が受けられます。
疲れたら休ませてもらえたり、通院があるので午後から早退できたりします。障害の程度が重い人は普通のお仕事は難しいかもしれません。しかし障害者雇用なら簡単な仕事が多いので、就職できたり定着もしやすくなります。
私は現在、就労移行支援に通っていて、就労訓練をしています。いずれ障害者雇用で就職をしたいと考えています。今まで、障害を持っていることを隠して就職をしていたので、仕事がハードで長続きしませんでした。同じ失敗を繰り返さないように、今度はしっかりと障害者雇用で就職をして、できれば定年まで働きたいですね。
⑧障害者控除が受けられる
私は経験はないですが、障害者控除が受けられるので税金が安くなるようです。障害者控除は障害をオープンにして就職ができた場合に適用できます。障害を隠して就職をした場合、障害者控除の適用をしてしまうと、会社に障害を持っていることがバレるのでおすすめはしません。
⑨雇用保険が150日〜360日もらえる
通常は会社を辞めた後にもらえる雇用保険は90日の場合がほとんどですが、障害者手帳を持っている場合は、雇用保険の給付期間が150日〜360日になります。障害者の場合、就職をするのに時間がかかることが多いので雇用保険も手厚くなっています。
⑩誰にもバレない
障害者手帳を持っていることを自分から名乗らなければ誰かにバレることはありません。安心して発行しましょう。
障害者手帳を持つメリットはたくさんありますね。
特に障害者雇用で就職ができるのは嬉しいですね。簡単な仕事でお給料も少ない場合が多いですが、正社員登用制度を利用して正社員になるという道もあります。
精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)を持つ2つのデメリット
デメリットはないと言ってもいいくらいです。メリットばかりです。ただ強いていうなら、障害者雇用で就職をしてしまいがちだということです。
①一般での就職は無理なんだと思い込むこと
自分は障害者手帳を持って障害者になってしまった。だから一般での就職は無理なんだと思い込むことですね。障害者手帳を持っても一般のお仕事をされている方はたくさんいらっしゃいます。だから自分はもう少し頑張れると思えたら、一般で就職をするのも全然ありです。
障害者手帳を持ったら障害者雇用でしか働けないという訳ではないのです。
②お金が掛かる
障害者手帳の発行には、医師の診断書または障害年金を受給している証明書が必要です。医師に診断書を書いてもらう場合、お金が掛かるので注意が必要です。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「障害者手帳を発行、活用をしましょう」です。障害者手帳はメリットが多く、発行をしておいた方が良いでしょう。
障害者手帳を発行することでのデメリットもしっかり覚えておくといいですね。
そうですね。障害者手帳を発行しても一般就労も可能なので安心してください。
今日のあとがき
本日は障害者手帳のメリット、デメリットをお伝えしました。使い方によっては元は十分取れると思います。しっかり発行をして、障害者雇用で就職をするなど、活用できるといいですね。
以上、精神障害者保険福祉手帳(障害者手帳)を持つ10のメリット、2つのデメリット、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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