この記事では、私が精神科の病院に入院してそこでお勉強になったこと、したことをご紹介します。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 精神科の病院に入院予定の方
- 精神科の病院に入院中の方
- 病院に入院中にお勉強になったこと、したこととはどんなことなのか知りたい方
- 「HCap」に興味がある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では私の入院状況について、後半では入院中にお勉強になったことをご紹介します。
精神科に3年間入院した
まずはじめに、私の入院状況についてお伝えしたいと思います。
入院先は精神科
いわゆる精神病院と呼ばれるところに入院をしたことがあります。病名は統合失調症で幻聴、幻覚、妄想がひどく、入院しなければいけない状態で、即入院でした。
即入院の原因は、自分は病気なんだと受け入れることができずに、お薬も飲むのをやめていたため、症状が重くなったためです。また病気のせいかわかりませんが、お金も借りてしまい使いまくりでした。散財していました。
入院期間は3年間
精神科の入院期間はおよそ3年間でした。長く辛い日々でした。閉鎖病棟に2ヶ月、開放病棟に2年10ヶ月いました。閉鎖病棟にいた時は、外出すらできませんでした。
この3年間は黒歴史ですね。ただ寝て過ごすだけの日々でした。スマホが使えたことが唯一の救いでした。
服薬を続け、ようやく退院
入院をしてからすぐに服薬を開始。3年間毎日飲み続け、症状も安定していき、無事に退院することができました。入院生活はとてもきついものがあり、もう二度と入院はしたくありません。
3年間も入院されて、大変でしたね。
そうですね。長く辛い日々でした。この期間はゆっくり過ごし、病状の回復に努めました。やる気も徐々に出てきて、今では就職がしたいなと思っています。
3年間の入院中にお勉強になったこと、したこと
ここからは入院中にお勉強になったこと、したことをお届けします。
①病識を持てるようになった
入院前は病識がなく、お薬も飲まずに病気は放置状態でした。しかし入院をしてお薬を飲むようになると、幻聴や幻覚などの症状がみるみる消えていき、楽になりました。
やはり自分は病気だったんだとようやく自覚することができました。自覚することで、しっかりと病気と向き合い、治療していこうと思えたのです。
精神科を退院して現時点で5ヶ月が経ちましたが、病識は持ち続け、治療も継続できています。
私の場合、統合失調症になり病識を持てるようになるまで6年も掛かりました。もう少し早く病識が持てていたら、3年間の入院生活もしなくて済んでいたかもしれません。だから統合失調症やその他の精神病ともし診断されている方がいらっしゃったら病識を持つことがとても重要です。しっかり病識を持ち治療をすれば、回復も早くなるでしょう。
②お薬を飲めるようになった
病識が持てるようになり、お薬もとても重要だと認識できました。入院中は飲みなさいと言われ飲んでいましたが、退院した今でもお薬は1日も欠かさず飲むことができるようになりました。
症状も90%くらいが消え、楽になりましたが、お薬をやめたいとは思いません。もう同じ失敗を繰り返したくないので。お薬を飲まなくなり、また症状がきつくなって入院なんてことになったら嫌ですからね。
今、病気で苦しんでいる方は、お薬だけは最低限飲み続けるようにしましょう。きっと回復して、楽になる時がやってくると思います。
③入院生活はきついことがわかった
入院生活はきついものがありました。3年は長すぎました。よく乗り越えたなと思います。入院生活でゆっくり休めたのは良かったですが、暇すぎました。もう入院はこりごりです。
入院生活はきついのでしっかりお薬を飲み、入院を再びしなくても良いように過ごしたいと思います。
精神疾患をお持ちの方に伝えたいことは、できることなら入院はしない方が良いです。自由がありませんでした。お外への外出も週に1回しか認められませんでした。(外出回数は病院によって違いあり)
④心理教育を受けた
入院中に心理教育を受けました。「病気とは」「お薬とは」、そんな感じの授業です。お勉強にはなりました。
もし入院をしてしまったら心理教育を受けることをおすすめします。暇つぶしになりますし、病識を持つきっかけになるかもしれません。
⑤金銭管理を身につけた
借金をして散財をしていた入院前とは比べものにならないくらい節約ぐせが付きました。自分でもびっくりしています。
散財をしてしまったのは精神病が原因の一つだったのかもしれません。病気が良くなると同時に節約志向になり、お金も毎月貯金ができるようになりました。この意識の変化は入院がきっかけでした。
私のように散財をしても良いことはありません。お金はしっかりと将来のために貯めると良いと思います。
⑥資格試験に合格した
入院生活は暇すぎたので書籍を購入し、資格試験のお勉強をしていました。主治医に相談し、試験日に外出が許可されました。入院中に合格した資格は1つでした。
入院中、暇で死にそうな方がいらっしゃいましたら資格試験にチャレンジしてみることをおすすめします。暇つぶしになりますし、知識にもなり、就職活動の役に立つかもしれません。
⑦ブログの執筆を頑張った
入院をしてから2年半が経った頃、暇で時間がもったいなかったためブログでもやってみようかなと思い始めました。何か情報発信がしたくなったんですね。
頑張り始めた節約について、そして現在治療中の病気についての情報発信です。ブログに出会えたお陰で、入院生活の最後の半年間は充実した入院生活になりました。
毎日ブログの記事を更新するのに90分〜150分くらいは掛かっていました。暇つぶしにもなりましたし、働いている感覚にもなりました。そのお陰で、病状もさらに良くなり、やる気が出てきました。入院生活にメリハリがついたんですね。
3年間の入院生活で得られたことが7つもあったんですね。
病気のことについて、あとはブログのことについて、全部で7つのことをお勉強できて良かったです。入院をすることはピンチなことですが、得られたこともたくさんあり、ピンチをチャンスに変えられました。
今日のあとがき
本日は、私の入院生活について、そしてお勉強できたこと7つをお届けしました。とにかく病識を持つこと、これが最重要です。病識がなければお薬も飲まなくなりますし、そのため症状も重くなります。
病気としっかり向き合い、しっかりと治療をすることをおすすめします。その後の人生が楽しいものになりますよ。
以上、精神科に入院中にお勉強になったこと、したこと7選(3年間)、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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