この記事では、奨学金の免除の方法をお伝えします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 奨学金の免除の方法を知りたい方
- 奨学金の私の状況を知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では奨学金の免除の方法を、後半では奨学金の私の状況をお届けします。
奨学金の免除の方法
前半では奨学金の免除の方法をお届けします。
奨学金免除の条件
日本学生支援機構のホームページに奨学金を免除できる条件が書かれています。以下の通りです。
「死亡又は精神若しくは身体の障害により返還ができなくなったとき。」
死亡した場合や、精神、身体に障害を抱えてしまった場合は返還を免除できます。
日本学生支援機構に電話で相談
まず最初に日本学生支援機構に電話で相談をするといいです。私は電話で免除の相談をして申請に必要な書類を郵送で送ってもらうことになりました。
数日後、日本学生支援機構から必要書類一式が送られてきました。
必要書類
今回は死亡した場合の免除ではなく精神障害者の場合の免除に必要な書類をお伝えします。下記3点です。
- 貸与奨学金返還免除願
- 返還することができなくなった事情を証明する書類
- 医師又は歯科医師の診断書
「貸与奨学金返還免除願」は郵送で送られてきた書類の中にあります。自分で名前などを記入するだけでOKです。
「返還することができなくなった事情を証明する書類」ですが、私の場合は「住民税非課税証明書」を添付しました。役所で発行してもらいましょう。収入がないことを証明します。
「医師又は歯科医師の診断書」ですが、郵送で送られてきた書類の中に診断書の様式が入っています。この様式を主治医に渡し、診断書を書いてもらいましょう。診断書料が掛かります。
書類が揃ったら日本学生支援機構に郵送で送ります。以上で手続きは完了です。
免除の金額
医師の診断書などを元に審査が行われ、免除される金額が決定します。「全額免除」か「一部免除」、「免除なし」のどれかに該当します。
「全額免除」の場合、残額全てを免除されるので、以降の返済をする必要がなくなります。
「一部免除」の場合、残額の一部を免除されるので、残った残金を返済しなければいけません。
「免除なし」の場合、通常通りの返済をする必要があります。
申請方法は簡単ですね。
そうですね。日本学生支援機構に電話をして郵送で免除の書類一式を送ってもらいましょう。医師に診断書を書いてもらい、必要書類をまとめて郵送すればOKです。
奨学金の私の状況
ここからは後半戦で、私の現在の奨学金の状況をお伝えします。
大学生活で4年間借りていた
大学を卒業しましたが、その4年間に奨学金を借りていました。母親が管理していました。おそらく奨学金は学費や交通費に使われていたものと思います。
父親がいなくて裕福ではなかったため奨学金を借りるのは仕方がなかったですね。私がアルバイトを本気でやっていれば、借りずに済んだのかもしれません。
奨学金の残額
全部で200万円以上を奨学金で借りていました。22歳で社会人になり、統合失調症と診断されるまでは働いていて返済もしていました。
返済はきつかったですが、実家暮らしをしながら働いていた期間もあったため、返済もできていました。全体の25%程度を返済しました。残額は150万円くらいです。
猶予を7年間
統合失調症と診断されてからはまともに働くこともできず、奨学金の返済を後回しにできる猶予という制度を7年間も使っていました。
後回しにするだけですから返済が7年間後ろにずれ込むだけです。結局は残額を返済しなければいけません。
奨学金の免除制度を利用
統合失調症と診断され、まともに働けず、そのため今回は奨学金の免除制度を利用しようと思いました。免除されれば返済義務が消滅します。つまり借金が帳消しになります。
書類を提出したのであとは審査の結果を待つだけです。「全額免除」「一部免除」「免除なし」のどれかに該当するのですが、さてどうなるかですね。
アピールポイントとしましては、7年間まともに働けず奨学金の猶予をしてきたということ、精神病院に3年間も入院していたことですね。なるべくなら働けなかった期間は長い方が良いでしょう。
「全額免除」されるのが一番嬉しいですね。今後も働ける可能性はないので、返済していくことが困難だからです。残額およそ150万円が帳消しになるのは大きいです。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「奨学金の免除の申請をしましょう」です。審査があるので必ず免除されるとは限りませんが、申請をしてみることをおすすめします。
「全額免除」されるといいですね。
そうですね。7年間も返済を猶予してきましたが、統合失調症は厄介な病気で良くなる見込みもないため、返済を再開できませんでした。そのため今回は免除の申請をしたというわけです。
今日のあとがき
本日は奨学金の免除制度をご紹介しました。統合失調症など精神疾患を抱えて障害者になられた方は奨学金を免除できる可能性があります。ぜひ申請をしてみましょう。
以上、奨学金の返済をなくす!精神障害者は免除できる、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
コメント