この記事では、統合失調症を放置すると恐ろしいことになることをお話しします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 統合失調症を放置した体験を知りたい方
- 統合失調症を放置した結果どうなったのかを知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では統合失調症を放置した体験談を、後半では統合失調症を放置した結果どうなったのかをお届けします。
統合失調症を放置した体験談
さて早速、統合失調症を放置した体験談からご紹介しましょう。
人に見られている気がした
20歳前後の時のお話ですが、ある日突然、人の視線が気になり出しました。電車通学だったのですが、電車に乗っている乗客の目を見て、自分のことを見ていないかをチェックするようになりました。
学校に着く頃にはヘトヘトになっていたことを思い出します。学校での授業中も他の生徒が自分のことを見ていないかチェックをしていました。すごく疲れました。
自宅の自分のお部屋にいる時しか休まる時がなかったので、外出時は神経がすり減っていました。余計なところにエネルギーを吸い取られていました。
エネルギーがなくなり勉強にも集中できなくなった
人の視線を気にし出してから勉強にも集中できなくなっていきました。エネルギーを他人の視線を気にするところにばかり使用していたためです。
資格試験に不合格になるなど、学業への影響も目に見える形で現れてきました。
放置したのは仕方がないこと
このような統合失調症の症状が20歳の頃より自覚されていましたが、まさか自分が統合失調症だとは思いもしませんでした。統合失調症のことなど20歳の私には頭になく、病名を聞いたことすらありませんでした。
それでは治療が遅れるのは仕方がないことでした。
思い切って心療内科へ
人に見られていると感じる症状が現れてから体調も悪くなり、内科や耳鼻科を受診し異常はないかを確認するようになりました。異常はありませんでした。
そんな時、心療内科というものがあると知ることができ、心療内科を勇気を振り絞って受診しました。診断名はうつ病でした。23歳の頃でした。
結局その後、統合失調症と診断されたのが33歳くらいの時でした。うつ病と診断されてからの10年間はうつ病の治療をしていましたが効果はほとんどありませんでした。
20歳に初めて症状を感じ、統合失調症と診断されるまで13年もかかってしまったのです。
診断が遅れたんですね。
そうですね。13年間も症状に耐えていたので精神的にはきついものがありました。ようやく統合失調症と診断され適切な治療が始まりました。
統合失調症を放置した結果どうなったのか
ここからは後半戦で、統合失調症を放置した結果どうなったのかをお送りします。
幻聴が自覚されるようになった
統合失調症を10年以上も放置したわけですから症状は悪化していきました。幻聴をまず感じるようになりました。誰もいないのに声が聞こえてきたり、まるで幽霊にでも取りつかれたような感覚ですね。
被害妄想に襲われるように
一番の被害妄想は誰かに殺されると言うものでした。
殺されると思い込むまで症状が悪化したわけですから統合失調症という病気は早期治療がとても大切ですね。症状は時間が経つにつれてどんどん悪化していきます。
また被害妄想のせいで、マンションで大声を出すなど、もうパニック的になっていました。近所の人にも私の声は聞こえていたようです。
統合失調症は放置しない
統合失調症を10年以上も放置して結果的に精神病院に3年間も入院することになったわけですので、統合失調症という病気を知ることが重要です。知らなければ対処のしようがありません。
20歳の頃に誰かに見られていると感じていた時、家族にも相談しました。でも家族も精神科の病気について無知だったため、適切なアドバイスは得られませんでした。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「統合失調症を知ろう」です。統合失調症のことを知っておくことはとても重要です。知らなくて統合失調症を患った場合、症状が放置される可能性が高いためです。
しっかりと勉強をしておくことで早めの治療を開始できるようになります。知識を得ることで自分だけではなく身の回りにいる人を助けることもできます。
統合失調症という病気をまずは知ることが重要なんですね。
そうですね。統合失調症が身近なものでなければなかなか勉強する気にはなれないかもしれませんが、知識として知っておくことは無駄ではありません。
今日のあとがき
本日は統合失調症を放置した場合の残酷な結末をお送りしました。精神病院への3年間の入院治療は大変過酷でした。もう入院はしたくないですね。
以上、統合失調症を放置すると・・・恐ろしいことになります。、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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