この記事では、障害年金のみで東京での一人暮らしは難しい点をご紹介します。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 東京での一人暮らしにはいくらかかるのか知りたい方
- 障害年金のみで一人暮らしができるのか知りたい方
- 障害年金のみの場合の解決策を知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では東京での一人暮らしにかかる費用について、後半では障害年金のみの方が東京で一人暮らしをするための解決策をお届けします。
東京での一人暮らしにかかる費用
まず最初に東京での一人暮らしにかかる費用についてみていきましょう。
家賃がやはり高い
東京は日本の首都です。家賃がめちゃめちゃ高いです。 SUUMOなどで賃貸アパートの検索をすると、まともに住める物件で都心の場合、8万円くらいします。少し都心から離れれば6万円くらい、市部になるともう少しやすくなります。
私は現在障害を抱えていて、東京にあるグループホームで生活をしていますが、最長で3年間しか住めないので、いずれは東京の一般のアパートに引っ越すことになります。
一人暮らしにかかる費用
障害年金のみの収入の方が東京で一人暮らしをする場合の費用は、簡単に計算をしてみると下記のようになります。
- 家賃 6万円
- 食費 2万円
- 光熱費 1万5千円
- 通信費 6千円
- 日用品 4千円
- 健康保険 2千円
合計で10万7千円となります。最低限これだけかかります。これ以外に交際費や娯楽費、交通費などもかかってきます。障害年金のみで東京で一人暮らしをするのは難しいですね。
私の場合、借金の返済が毎月2万6千円もあるので、さらに負担が増えます。とても障害年金のみで一人暮らしなど夢のまた夢ですね。
障害年金のみで東京で一人暮らしは不可能
上記の簡単な計算でも明らかな通り、障害年金のみで東京で一人暮らしは不可能です。食費を2万円に設定していますが、健康的な食事ができる最低限の金額だと思っています。
私は障害年金を1ヶ月あたり10万5千円もらえています。この金額は恵まれている方で、人によっては6万5千円程度しかもらえない方も多いです。
障害年金のみで東京で一人暮らしは難しいですね。
そうですね。簡単に計算をしてみましたが、明らかにお金が足りません。毎月赤字になるでしょう。後半では解決策を考えてみます。
東京で一人暮らしをするための解決策
ここからは後半戦で、東京で一人暮らしをするための解決策を考えてみます。
障害者雇用で働く
まずは障害者雇用で働くことが解決策として挙げられます。障害者なので無理をしてクローズで働くよりは、障害をオープンにして障害者雇用で働く方が現実的です。
障害者雇用には正社員、契約社員、パートなどがありますが、東京で一人暮らしをするためにはパートで週5日、1日4時間を目指してみましょう。
パートで1日4時間働けば、最低賃金の場合は1日4千円になります。20日間働けば8万円のお給料がもらえます。障害年金とパートで稼いだ8万円があれば、十分東京で一人暮らしはできるでしょう。
余力がある方は正社員や契約社員を目指しても良いかもしれません。
生活保護をもらう
仕事を見つけるまでは生活保護に頼ってもいいと思います。障害年金と生活保護を組み合わせれば、東京で一人暮らしは可能です。
生活保護を受給できれば、家賃分も生活保護から受け取れます。家賃が実質無料になるわけですから、生活は可能です。生活保護の場合、贅沢品の購入ができないなどの制限があります。
グループホームで生活をする
障害者の場合は、グループホームに入居するという選択肢もあります。公的年金以外に収入がない場合、東京都が家賃を代わりに支払ってくれるため、家賃は無料です。
ただし通過型のグループホームの場合は、入居期間が2年〜3年に設定されています。滞在型のグループホームの場合は、入居期間が設定されていないため、仕事ができる状態になるまで(仕事が見つかるまで)、グループホームに住めるでしょう。
都営住宅に住む
都営住宅は抽選であり倍率も高いため、現実的ではありません。たまたま運が良く当選をしたら、家賃がかなり安い物件に住むことができます。
都営住宅に住めれば、障害年金の収入だけでも生活ができる可能性はあります。家賃次第ですね。
ネットワークビジネスで稼ぐ
持ち物をネットオークションやメルカリなどで販売をしたり、商品を仕入れて転売したりすれば、稼ぐことができます。またブログや最近はやりのYouTuberになるなどで稼ぐこともできます。
ただし継続的に稼ぐには相当難易度が高いため現実的ではありません。継続的に稼ぐことさえできれば、障害年金と組み合わせて東京で一人暮らしはできるでしょう。
私が東京で生活をする方法
私は統合失調症と診断され、精神病院に3年間入院をし、ようやくグループホームに退院できました。グループホームは家賃が無料で最長で3年間住むことができます。グループホームを退去するまでの間に障害者雇用でお仕事を見つけて、働く予定です。
パートで1日4時間働き、お給料が8万円くらいいただければ生活ができそうなので、無理はしないことにしています。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「障害年金のみでの東京都での生活は難しいです。解決策5点のうちどれかを実践しましょう」です。
生活保護に頼るもよしネットワークビジネスをするのもよし、なんでも良いので生活に取り入れてみましょう。東京都で生活をするのも可能になります。
障害者が東京で一人暮らしをする方法にはいくつかやり方があるんですね。
そうですね。住む場所を工夫したり、障害者雇用で働くのが一番堅実的ですね。最悪、お金がなくなれば生活保護が受給できるので、誰でも東京で一人暮らしをすることは可能です(生活保護の審査が通った場合)。
今日のあとがき
本日は、障害者が東京で一人暮らしをする方法について考えてみました。やり方はいくつかあり、不可能ではないです。ただし、無駄遣いなどはできないですし、ある程度は我慢をしなければいけません。
以上、障害者が障害年金のみで東京で一人暮らしをするのは無理な話、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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