この記事では、就労移行支援の職場実習の厳しさをお伝えします。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 就労移行支援に通うか迷われている方
- 就労移行支援の職場実習について知りたい方
- 職場実習の厳しさを知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では就労移行支援の職場実習の概要について、後半では職場実習の厳しさについてお届けします。
就労移行支援の職場実習の概要
それでは職場実習の概要からみていきましょう。
職場実習の内容
就労移行支援の事業所によっては職場実習があります。私が通っている就労移行支援の事業所には職場実習があり、通い始めて9ヶ月目に職場実習へとステップアップできました。職場実習も6ヶ月目に突入したところです。
職場実習の内容を簡単にお伝えすると、荷物の仕分けをする作業となります。A〜Eの台車があって、1番目の商品はBに乗せ、2番目の商品はDに乗せる、みたいな感じです。やっていること自体は非常にシンプルです。商品を指定された台車に乗せるだけです。
私の通っている就労移行支援の事業所には職場実習という機会がありますが、全ての就労移行支援の事業所で職場実習があるとは限りません。しっかりと入所をする前に確認をしておくと良いでしょう。
結構な重労働
荷物を仕分けるだけの単純な作業ではありますが、荷物の中にはかなり重いものもあります。20kg程度でしょうか。かなり重いため、腰を痛めてしまったという方もいらっしゃったようです。
私は自宅で以前より筋トレをしていたり、サイクリングをしたりしていたため、体力がある程度あったため、筋肉痛にもならず、腰も今の所大丈夫です。
男性が多い職場実習ですが、女性の利用者もいらっしゃいます。女性でもこの重い荷物を運んで、みんなと一緒に働いています。かなり重いので男性でもきついですが、女性が仕分けをしていてすごいなと感じました。
仕分け数は毎日1,000個以上
毎日1,000個以上の商品をみんなで協力して仕分けています。1,000個もあるため3〜4時間程度の時間が毎日かかっています。
一日の最後に自分は何個仕分けたのかを計算して報告をしますが、最初の頃に比べて慣れてきたため仕分けられる数も増えてきて良かったです。仕分けの数量が一番になった日もありました。貢献できて嬉しかったです。
検品は大変
台車に正しく商品を乗せたかを二人ペアで確認する作業があります。検品と言います。一人が「〜が3個」のように表を読み上げ、もう一人が「3個あります」と回答します。間違いを発見できたら正しい台車に置き直していきます。
置き間違いはたまに発見されるため、検品は大切な作業となります。間違えてしまうと、お客様に商品が届かないので、クレームの原因になることさえあります。
職場実習、お疲れ様です。
お疲れ様です。仕分けの作業は大変ですが、体力が付きます。毎日仕事をしているという感覚があり、土日が来ると嬉しくなります。家でぼーっとしているよりよっぽど有意義な生活が送れているなぁと感じています。
職場実習の厳しさ
職場実習も仕事と同じ感覚で取り組まなくてはいけません。
職場実習といってもお客様はいます
職場実習では仕分けの作業をしていますが、仕分けた商品が間違えていて、別のトラックに乗せてしまうなどのミスをすると、お客様(商品を購入した方)に商品が届けられなくなってしまいます。
職場実習といっても仕事なのです。だから訓練だからと甘い考えではいけません。ミスをすることで困ってしまう方がいるのです。立派なお仕事です。
障害者雇用でもお給料がもらえる
職場実習の次の段階として障害者雇用での就職があります。私も障害者雇用での就職を目指しているため、就労移行支援に通っています。
障害者雇用で働くといっても、お給料がもらえる立派なお仕事です。最低賃金といっても、与えられた仕事には責任があります。障害者雇用だから、自分は障害者だからといった甘い考えではいけません。
お客様がいる立派なお仕事、お給料がもらえる立派なお仕事です。今回の職場実習を通して学べたことです。
職場実習の厳しさ
職場実習の厳しさですが、わからないことを学ぶ過程というものを重要視されている職場実習に通っています。どういうことかと言いますと、作業をしていてわからないことがあったら先輩やスタッフさんに聞かなくてはいけません。聞くまでは教えてくれません。そういうスタンスの職場だったのです。
最初にやり方を全て教えてもらえるという職場ではありませんでした。いきなり現場に放り出されて、戸惑いながらも実践形式で学んでいきます。私が苦労をしたところは、自分が何をわかっていないのかを見つけることでした。わからないことが何なのかがわからずに聞くことができませんでした。
5ヶ月が経ち、ようやく現場にも慣れてきて、わからないこともわかるようになってきたという感じです。
自己流になってしまった
最初のうちは「これでいいのかな?」と曖昧な状態で作業をしてしまったため、自己流になり、会社のルールに従った仕分けが出来ていませんでした。
自己流になってしまったことで、何度も注意をされていました。「これでいいのかな?」と思ったらすぐに聞いてほしいと言われました。
会社にはルールというものがあります。自己流で仕事をしてはいけません。そんなことを学べた職場実習ですね。
職場実習と統合失調症
やはり統合失調症になる前と、なった後とでは、仕事を覚えるまでの時間がかかるようになりました。仕事を覚えられず、わからないことを聞くことさえなかなか身につけるまでに時間がかかりました。
統合失調症はかなり負担の大きい病気です。仕事の制限がかなりあります。統合失調症が寛解しているなら仕事も普通にできるかもしれませんが、私の場合、幻聴などの症状もありますし、お仕事は慎重に探すことにしています。
焦らないことです。ゆっくり職場実習で体力をつけ、自分にあった職場を探していきたいですね。
職場実習といっても実際の仕事と変わりはないのですね。
職場実習でもお仕事と一緒です。お客様がいらっしゃいます。ミスをすると、職場実習をしていただけている企業が困ってしまいます。お客様の信用を失うからですね。この職場実習で学んだことを、障害者雇用で発揮できるように頑張りたいですね。
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今日のあとがき
本日は就労移行支援事業所の職場実習について、その厳しさをお伝えしました。職場実習を甘くみてはいけません。これから職場実習に行かれる方は気を引き締めた方が良いです。
以上、就労移行支援の職場実習は厳しい!仕事のような感覚、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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