この記事では、私の統合失調症の陽性症状についてお伝えします。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 統合失調症の方
- 陽性症状が重かった時の独り言について知りたい方
- 「HCap」に興味がある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では陽性症状について、後半では独り言についてお話しします。
私が感じた陽性症状
私が統合失調症で症状が重かったときに、どのような陽性症状を感じていたのかについてお伝えします。
幻聴
統合失調症なので幻聴が激しく聞こえていました。毎日数時間単位で聞こえていました。1日に5時間も6時間も幻聴が聞こえたら、正常な人でも頭がおかしくなってしまいますよね。
「仕事をしろ」「お前が言え」「一緒」などと聞こえていました。意味はさっぱりわかりません。他にも色々聞こえていましたが、命令系が多かったように思います。
歩いているとき、電車の中、飲食店、職場、自宅など、色々な場所で幻聴は聞こえていました。
遊んでいるときにも幻聴は聞こえていたので、遊びに集中できずにストレスの発散が思うようにできませんでした。
この状態が1年以上続きました。この間、精神科に通うなどの治療は何もしていません。ひたすら耐え続けていました。
幻聴はストレスの原因になります。
幻覚
目に見えていたものとしては、車のナンバーです。「1111」や「8888」などのぞろ目ナンバーの車をよく見かけるようになりました。
「ぞろ目ナンバーってそんなに多いの?」と感じるくらい見かける頻度は多かったです。見かけるたびに監視されていると感じ、ストレスになっていました。統合失調症でなければ、気にもならないぞろ目ナンバーに敏感に反応していました。
「監視されている」と感じるのは統合失調症の症状の一つ。
被害妄想
聞こえていた幻聴は、実際に誰かが私に向かって言っていると感じていました。通行人のふりをした人が私にわざと聞こえるように「仕事をしろ」などと言ってきている感じです(通行人を雇っていた)。ドライバーを何人も雇い、私の周りをぞろ目ナンバーで走行していると感じました。だからぞろ目ナンバーを見かける頻度が高かったんですね。
犯人は、私の自宅の隣の部屋を借り上げ、隣の部屋から私に向かって声を発すれば、それが幻聴になります。
犯人がいるという被害妄想がありました。
体の痛み(体感幻覚)
幻聴が聞こえるようになったのと同じ時期から体への痛みを感じるようになりました。医師に聞くと体感幻覚というらしいです。
陽性症状が重かったときは、痛みは激痛でした。内臓や皮膚がズキンズキン、チクチクと痛かったです。
この痛みは「電磁波による攻撃だ」と思い込み、犯人がいると思っていました。だから痛みを感じても癌などの病気のせいではないと思い、病院にはいきませんでした。
1年以上も痛みに耐えました。
盗聴、盗撮
盗聴、盗撮をされているという被害妄想もありました。私がベッドから起き上がると同時に車のクラクションが鳴ったことがありました。犯人が私を監視し、ベッドから起き上がるのを待ち、タイミングよくクラクションを鳴らすのです。
毎回起き上がるたびにクラクションが鳴っていたわけではなく、5回に1回とかのタイミングだったのですが、確率的に高すぎますよね。
あとはパソコンの画面が暗くなるタイミングです。パソコンは一定時間操作がないと画面が暗くなりますよね。このタイミングが、私がパソコンの画面を見たタイミングなのです。
私がパソコンを見たタイミングで犯人が、私のパソコンを操作し、画面を暗くしているのです。
盗聴、盗撮は犯罪です。
不眠
幻聴が聞こえるようになってきた時と同じ時期に不眠になりました。幻聴が聞こえ、まったく眠れませんでした。寝起き時に熟眠感がなく、毎日2時間くらいしか眠れていない感覚がありました。1年以上も続き、ひたすら耐えました。
犯人が私にレーザー光線をあて、寝させないようにしているという感覚もありました。
独り言
統合失調症の陽性症状が重かったときは、幻聴と会話をしていました。周りから見れば独り言です。幻聴は無視できればよかったのですが、症状が重かったときなので、我慢できずに幻聴に対して言葉を発していました。
1日平均2時間以上は幻聴と会話をしていました。特に会社から帰ってきてからが多かったです。会社では周りに人が大勢いたので、幻聴が聞こえても独り言は我慢できました。
統合失調症の陽性症状は重い症状ばかりですね。
特に周りに聞こえる独り言はまずいですよね。かなり大きな声で独り言を言っていたので、近所の人には聞かれていた可能性が高いです。
陽性症状が重かった時の独り言
陽性症状が重かったときに独り言を言っていましたが、以下のような内容でした。
- 3,000万円払え
- 恥を知れ(暇な奴らだ)
- 殺すぞ
などです。他にもあったかも知れませんが、記憶が曖昧です。
「3,000万円払え」というのは、私に向かって声を発して幻聴のような錯覚を与えたことや、体の痛み(攻撃)に対する慰謝料です。病気の症状ではなく、私に対して誰かが嫌がらせをしていると思い込んでいたので、犯人がもしいれば、慰謝料を払ってもらいたいという気持ちです。
「恥を知れ」は、嫌がらせは恥だということです。誰かを攻撃して楽しいですか?ということです。
「殺すぞ」は、攻撃をやめなければ、殺すということです。相手がいないので殺せませんでした。
以上のように、陽性症状が重かったときは、1日2時間以上も、上記のような独り言を言っていました。だから帰宅してから気分転換をしたり、ストレスの発散どころではありませんでした。毎日きつかったです。よく長い期間も治療を受けずに耐えたなという感じです。
これらの症状を感じ始めたらすぐに治療を開始した方がいいです。後になればなるほど、症状は重くなっていき、治るまで時間が掛かるようになります。一人暮らしではなく、家族と同居しているなら、家族に気づいてもらうという対応方法もありますね。私は一人暮らしだったので、病気に気づくまで1年以上も掛かりました。
3,000万円とは高額ですね。
それくらいの苦痛を受け続けていました。犯人がいるなら慰謝料請求をしたいです。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「統合失調症の陽性症状を感じたら精神科を受診しましょう」です。放置すると大変なことになります。しっかり治療をするのが得策でしょう。
今日のあとがき
本日は、陽性症状が重かったときの独り言をお伝えしました。陽性症状には色々きついものがあり、独り言を言い始めたら重い証拠です。すぐに治療を開始するようにしましょう。
以上、統合失調症の陽性症状はどんな感じか?重かった時の独り言について、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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