この記事では、自己臭恐怖についてお伝えします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 誰かに見られているという感覚について知りたい方
- 自己臭恐怖について知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では誰かに見られているという感覚について、後半では自己臭恐怖についてお届けします。
誰かに見られているという感覚
まず前半では誰かに見られているという感覚についてお話しします。
統合失調症の初期症状
統合失調症にかかると誰かに見られているという感覚を覚えることがあります。私も学生の頃からこの症状が始まり、思春期の多感な時期だったため深刻でした。
なぜ見られているのか、理由を考えていました。視野が狭く情報も少なかったため自分を追い込むような結論に達しました。
今考えるとこの頃にすぐに精神科にでも通って治療をしておけば良かったと思いますが、精神科というキーワードすら思いつかなかった(精神科の存在自体を知らなかった)ため仕方がなかったです。
統合失調症と診断された時期
思春期の20歳の頃に誰かに見られていると感じ始めて、統合失調症と診断されたのが33歳の頃でした。13年も診断されるまでにかかったわけです。
診断されるまでは統合失調症の症状を気合と根性で乗り切ることしか方法はありませんでした。20代の頃の生活を振り返ると地獄でしたね。
誰かに見られているという感覚は大変ですね。
そうですね。一度思い込んでしまうと、一人でいる時間(家族といる時間)以外は常に警戒をしていなくてはいけなかったため、神経がすり減っていました。その頃から学業にも集中できなくなっていきました。
自己臭恐怖について
ここからは後半戦で自己臭恐怖について書いてみたいと思います。
見られている原因は臭い
私が20歳の頃より誰かに見られていると感じ始めて、その原因は自分の臭いにあるのだと錯覚しました。これが自己臭恐怖の始まりでした。
なぜ人に見られているのかを自分なりに考えて臭いが原因だという結論に達しました。完全に病気ですね。普通ならそんなことは考えません。
症状が悪化
自分の臭いのことを気にし出してから自分らしくいられなくなりました。誰か友達とかと一緒にいると、自分の臭いが気になってそのことばかりを考えるようになりました。
遊んでいる時も臭いのことが頭から離れず楽しめなくなりました。また授業中も、「あの人、今俺の臭いを臭がった」という妄想までしていました。
一人でいる時と家族といる時以外は常に臭いが気になり、外出することが億劫になりました。友達と遊ぶ約束をしても前日になると緊張してきて「やっぱり断ろうかな」と毎回考えるようになっていました。異常事態ですね。
統合失調症と自己臭恐怖
自分の臭いを気にし出したらすぐに精神科を受診したほうが良いです。放置すると私のように悪化していきます。そして最終的には3年間の精神病院に入院となりました。
自己臭恐怖は本当に精神を蝕みます。お薬を飲んで治療をした方が絶対にいいです。私が20歳の頃とはだいぶ違って、ネット環境も発達したので自己臭恐怖についても勉強できるでしょう。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「臭いを気にしない」です。自分の臭いを気にしても仕方がありません。最低限清潔にしていれば臭いなんてしません。お風呂に毎日入り、歯磨きを最低でも毎日2回すればOKです。髪の毛や足の裏、お尻もしっかりお風呂で洗いましょう。それ以上はする必要はありませんね。
自己臭恐怖は辛そうですね。
辛いですね。友達と一緒にいても楽しめなくなっていました。現在ではお薬の影響もあり症状は落ち着き、臭いのことは気にならなくなりました。思春期の20歳の頃になりやすいので注意しましょう。その後、何年も苦しまなくても良いように治療を早期に始めましょう。
今日のあとがき
本日は自己臭恐怖について見てきました。症状を感じられたらすぐに精神科を受診しましょう。放置をするほど症状は悪化していき取り返しのつかない状況になるでしょう。
以上、統合失調症の自己臭恐怖、誰かに見られているという感覚、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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