精神科の病院の隔離室での生活はこんな感じだ!

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この記事では、実際に体験した精神科の病院の隔離室での生活の様子をレポートします。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 精神科の病院に入院予定、入院中の方
  • 精神科の隔離室に入ったことがある方
  • 精神科の隔離室について知りたい方
  • 「HCap」に興味がある方
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精神科の病院の隔離室に入った経験がある

本日は、精神科の病院の隔離室に入った経験があることについて書いていこうと思います。

精神科の病院に入院をしたのが、2016年の12月でしたので、入院をしてから約3年が経ちました。どの病棟にどのくらいいたのかについてですが、下記の通りとなっています。

  • 隔離室 1ヶ月
  • 閉鎖病棟 1ヶ月
  • 開放病棟 2年10ヶ月

隔離室にはおよそ1ヶ月間もいたことになります。なぜ隔離室に入ったのか?隔離室での生活はどんなものだったのか?順番にみていくことにしましょう。

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なぜ隔離室に入ったのか?

入院前の生活は酷かったです。散財でお金を使いまくり、借金をしました。食べたい物を食べ、買いたい物を買い、そんな生活でした。

統合失調症の薬も飲まず、幻聴、幻覚が自覚されました。働いてはいたものの、職場で体調が不安定になり、精神科に受診するように言われ、受診をしました。

受診の結果、入院治療が必要と医師から診断され、現在の病院に入院。幻聴、幻覚が酷く危険とのことで、隔離室に入れられたわけです。

会社では2ヶ月間程度しか働いていなかったため、すぐに退職。会社の寮も解約、荷物は新潟の実家に送りました。

やはり薬を飲まなかったのが、原因としてあげられます。入院をしてからは薬は飲み続けて体調も良くなりました。退院後も薬は飲み続け、再入院にならないように気を付けます。

東豪くん
東豪くん

はじめまして、東豪といいます。統合失調症を患っています(そういう設定です)。これからよろしくお願いします!

エドゴン
エドゴン

東豪くん、よろしくお願いします!

東豪くん
東豪くん

入院をすることで、散財グセや統合失調症の症状もなくなったわけですね。

エドゴン
エドゴン

節約をするようになり、幻聴、幻覚もなくなりました。3年近くの入院治療は大成功だったというわけです。

精神科の隔離室での1日

ではこれから精神科の隔離室での1日の生活を見ていきましょう。何もなくただ時間が過ぎるのを待つのみです。

起床は朝の6時

朝の6時に電気が付き明るくなります。ただやることはなく朝食の7時20分までは寝て過ごします。

食事は1日3回

食事は当然ですが1日3回出てきます。また、お茶が15時に1杯だけ飲めました。

  • 朝食 7時20分
  • 昼食 11時20分
  • お茶 15時
  • 夕食 17時40分

洗面は1日2回

洗面は朝食後と昼食後の2回です。洗面のときは隔離室から出て洗面所で歯磨きや顔を洗うことができます。

夕食後や就寝前に洗面ができなかったので、隔離室での生活が長くなると、虫歯になるリスクが高くなります。なぜ1日2回という設定なのかは不明です。

お風呂は週に3回

お風呂は週に3回あります。お風呂は午前中で、隔離室から出て入浴ができます。入浴が終われば、隔離室に戻されます。

寝る前の服薬は20時

寝る前の服薬は20時。看護師さんが回ってきて、薬とお水を渡されます。

就寝は21時

隔離室の明かりが消えるのは21時でした。

隔離室での生活はどんなだったのか?

隔離室はベッドとトイレがあるだけです。寝て用を足すだけです。

1日3回の食事、1日2回の洗面、トイレ、週3回のお風呂しかやることはありません。暇で死にそうになります。

病状が悪い人も多く、隣から叫ぶ声が聞こえてきたり、トイレの水で遊んでいる人もいました。歌声も聞こえてきます。また、ドアを叩く音も聞こえてました。

私は隔離室に入ってからは病状が安定したのもあり、暇で暇で仕方がなかったです。ずーっと寝てました。

また1週間単位で、ホール開放の時間も長くなっていきます。ホールとはテレビがある団欒スペース。1日1時間からホールに出てテレビを見ることが許されます。病状が安定すれば1日6時間くらいまで、ホール開放の時間は長くなりました。

隔離室から出ても良いと主治医に言われたら、閉鎖病棟での生活に移行されます。

東豪くん
東豪くん

隔離室は暇で暇で仕方がないんですね。

エドゴン
エドゴン

隔離室にはもう二度と戻りたくはないですね。まるで刑務所にいるようです。刑務所には行ったことはないですが。

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今日のあとがき

本日は、精神科の病院の隔離室について見てきました。できれば入りたくはないですが、統合失調症という病気で、幻聴、幻覚があったので、仕方がなかったです。

仕事中も、幻聴が聞こえ仕事に集中できなかったり、幻聴と会話をしたりしていました。自宅にいるときも、カフェでお茶をしているときも、歩行中でも幻聴に付きまとわれ、どこにいても落ち着かなかったです。

入院治療を3年間行ってきて、幻聴、幻覚もほぼなくなり(1ヶ月に1回くらいは聞こえるときがある)、薬も飲めるようになりました。入院治療って効果があるんですね。

現在、体調不良や精神的に参っている方は、精神科の病院に入院をするという選択肢もあるということです。入院治療をすることで、私のように体調が元に戻る場合もあります。ただし、他の患者さんを見ていると、なかなか体調不良のままの方や、死ぬまで入院だろうなという方までいらっしゃいます。入院治療は時と場合によっては効果があるということですね。

以上、精神科の病院の隔離室での生活はこんな感じだ!、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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