【初心者小説】064.放火魔

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この記事では、初心者小説の第64弾といたしまして、「放火魔」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 放火魔に関する小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

工藤「俺は工藤。人生にピリオドを打つ前に俺をコケにした人間どもへの復讐を果たす。」

工藤は死ぬ前に復讐を計画しました。

工藤「クククククー。」

工藤はガソリンを用意しました。そしてライターも。ターゲットは住宅密集地。

工藤「住宅密集地であれば良く燃え広がるぞ。」

工藤は準備した道具を持ち東京都内の住宅密集地へと向かいました。

工藤「この辺りが適した場所だな。ふっふっふ。」

工藤は誰もいないお家の庭でガソリンを撒き散らしました。そしてライターで引火。

ぼわっしゅ。

炎が燃え上がりました。

工藤「さて逃げるか。」

サッサッサ

工藤はいちもくさんに逃げました。工藤は少し離れた場所から様子を伺うことにしました。

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様子見

工藤「さて遠くから様子でも伺うかな。ふはははー。俺をコケにした人間どもへの罰だ!」

ぼわぼわ

工藤は遠くからの炎に興奮をしました。

工藤「行けー。燃えろー。かーっかっかっか。」

どうやら見物人が増えてきたようです。

工藤「そろそろ救急車や消防車、警察を呼んでいる頃か。これは見ものだな。」

そして炎は燃え広がり住宅密集地だったこともあり隣から隣の家に燃え広がりました。

工藤「ふははははー。順調に燃え広がっているぞ。そろそろいいかな。警察が来る前に逃げ方が良さそうだ。」

工藤はその場を離れました。

別日にさらに放火

工藤「ふっふっふ。これから2回目の放火をする予定だ。ガソリンとライターは準備オッケー。それにしても放火のニュースを見るのは楽しかったな。俺がやったのだよ。無能な警察諸君。さて今日は少し離れた場所で放火をしてみるかな。」

またまた住宅密集地へやってきた工藤。

工藤「ここの家は留守かな。誰もいないし深夜だから人に見られる心配もないな。」

工藤はガソリンを撒き散らしました。そしてライターで引火!

ぼわっしゅ。

サッサッサ。

工藤「ふははははー。2回目の放火も大成功だ。」

瞬く間に炎は燃え広がり7件が全焼しました。

警察は2件も火事が連発したことで放火であると断定しました。操作一家を立ち上げ100人体制で放火犯を捕まえることにしました。

工藤「ニュースを見るのがこんなに楽しいとは。7件も全焼したのか。俺をコケにしたのが悪いんだ。」

警察が捜査をしていることも梅雨知らず、工藤は3回目の放火の計画をしました。

現行犯逮捕

警官「あいつが容疑者です。」

警察は防犯カメラなどの映像から工藤が容疑者であるところまで突き止めていました。

警部補「よし、見張れ。次の放火をするときに現行犯逮捕だ。」

警官「ははっ!」

一方、工藤は。

工藤「ふははー。次だ。もっともっと燃やしてやるぞ。」

工藤は家を物色し、目星を付けました。警察は100人体制で工藤の次の放火の瞬間を狙っています。工藤は何も知らず放火の準備を進めました。

工藤「次も住宅密集地だ。ここは良く燃えるぞ。」

警察は突入の準備や消化の準備をしました。

工藤はいつものようにガソリンを撒き散らし、他人の家の庭でライターを投げました。

ぼわっしゅ。

サッサッサ。

警官「こら待て。逃げるな。」

工藤「急になんですか!」

警官は3人で工藤を取り押さえました。そして別の警官たちが即座に消化活動をしました。

警官「放火の現行犯で逮捕する。」

ガシャ

警官「署で話を聞こう。」

取り調べと裁判

警官「なぜ放火を繰り返した?」

工藤「俺をコケにしたからだ。この世の人間どもへの復讐よ。」

警官「許されん!」

バシンバシン。

工藤「ぐはぁ。」

警官は工藤に往復ビンタを喰らわしました。

警官「どれだけの被害が出ているかわかっているのか?」

工藤「知ったことか!俺には関係ない。何の悩みもなくぐうたら生きている人間への天罰だ。」

警官「貴様!言って良いことと悪いことがある。許さん!」

ズッコーン

工藤「ぐはぁ。」

警官は工藤にグーパンチを喰らわしました。

工藤「よくもやったな!ここから出れたら覚悟しろ。お前を血祭りにしてやる。」

警官「やれるものならやってみろ。警察署の前で待ち伏せでもする気か?まあ放火をしたから数年は出れないだろうな。刑務所で苦痛を味わうが良いわ。」

警官は工藤の髪の毛を引っ張り上げました。

警官「生意気な態度もすぐに改まるだろうよ。ふっふっふ。」

工藤「くっ。ちくしょー。許さん!許さんぞー。」

そして裁判が始まりました。

裁判官「放火とは酷いですね。しかも何回も。これは懲役確定でしょう。」

弁護士「何とか執行猶予を。」

検事「悪質極まりない行為。許されないでしょう。求刑懲役10年。」

工藤「10年も刑務所にいるなんてまっぴらごめん。貴様ら覚悟しろよ。」

裁判官「工藤さん。静かに。それでは判決を言い渡す。工藤さんの犯した犯行は許されざる行為。工藤さんには懲役9年を言い渡す。」

工藤「ペッ」

工藤は唾を吐きました。

警官「何をしている。警官は工藤を羽交締めにしました。」

工藤「お前ら全員許さんぞー。俺に殺されないように気をつけるんだな。」

工藤はその後、刑務所でも悪態を付き、長い長い服役生活を送ったそうです。

今日のあとがき

私の初心者小説の第64弾はいかがでしたでしょうか?今回は放火魔についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】064.放火魔、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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