【初心者小説】AI屋台 第20話「神を呼ぶ笛」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第20弾といたしまして、「神を呼ぶ笛」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

総理大臣「私は川上。総理大臣だ。北の大国ロシアとの戦争が始まろうとしている。日本は小国で勝ち目はなかった。」

北海道の北にある北方領土をめぐり、日本とロシアは戦争状態にあった。

ロシア兵長「進め!まずは日本の北海道という地域を占領するぞ」

ロシア兵「わかりました。」

日本は北海道にたくさんの兵力を投入。そしてロシア兵と日本兵の戦いが北海道で始まった。

カキーン。

剣と剣のぶつかり合い。そしてロシアには鉄砲という武器もあった。

ズドーン。

鉄砲に日本兵は苦戦を強いられる。ロシアは次々と大軍勢を北海道に送り込んできた。日本兵は少しづつ押され、このままだと北海道は制圧されてしまう。

カキーン。ズドーン。

日本兵は押され、北海道をロシア軍に占拠されてしまった。

一方その頃。

総理大臣「北海道はどうなったんだ?」

部下「北海道から連絡があり、北海道はロシア軍に占拠されてしまったもようです。」

総理大臣「一体何をやっているんだ?大軍勢を投入したというのに。」

部下「ロシア軍の武器や技術力に日本は負けています。兵士を投入しただけでは返り討ちにあってしまいます。」

総理大臣「なんとか本州は死守するんだ!」

部下「ははっ。」

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本州の攻防

総理大臣「このままではここ東京までロシア軍がやってくるかもしれない。どうするべきか。北海道があっという間に占拠されるとは、なんという技術力なんだ。今の日本の兵力では太刀打ちできないのか。」

部下「ご報告いたします。本州には鉄壁な戦車部隊も投入しました。これでロシア軍も引くかと思われます。」

総理大臣「期待しておるぞ。」

そして本州の攻防が始まった。

ズドーン。

日本の戦車部隊がロシア兵に向けて大砲をぶっ放した。

ロシア兵は一瞬ひるんだようにも見えたが、それは錯覚で、どんどん前進をしてくるロシア兵。

さすがの戦車部隊も接近戦では太刀打ちができない。

数日の内に戦車部隊も半数が破壊された。そして青森県、秋田県がロシア軍に占拠された。

神を呼ぶ笛

総理大臣は1日の仕事を終え、その帰り道。

総理大臣「やばい、やばい。ロシア軍が攻めてきた。日本屈指の戦車部隊でも抑えられないとは。ここ東京にもすぐにやってきそうだ。どうする?」

総理大臣は気を張り詰め疲れ切っていた。

総理大臣「おお!こんなところに屋台が。」

総理大臣は吸い込まれるように屋台に入っていった。

エドゴン「いらっしゃいませ。」

総理大臣「何が売られているんですか?」

エドゴン「こちらでAIスキャンを受けてもらいます。今のあなたにふさわしいアイテムが出現します。」

総理大臣「興味はあります。ぜひAIスキャンをお願いします。」

エドゴン「かしこまりました。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おお、これは神を呼ぶ笛でございます。」

総理大臣「一体それは何ですか?」

エドゴン「その効果は実際に使ってみた方だけが知ることができます。」

総理大臣「いくらですか?」

エドゴン「5万円でございます。」

総理大臣「何かもわからないものに5万円も払うのは気がひけるが、わらにもすがりたい気分だ。買います。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

総理大臣「買ったはいいけどどうやって使うんだろう。笛なんだから吹けばいいのかな?」

神の降臨

総理大臣は笛は吹いたことはなかったが吹いてみようと思った。

ピロリロリー

総理大臣が笛を吹くと、空が急に雲に覆われ、雷が鳴り始めた。

ゴロゴロ、ピカピカ。

総理大臣は何か気配を感じた。次の瞬間、総理大臣の目の前に何者かが現れた。

???「ふっはっはっは。我は神。」

総理大臣「うわぁ。な、なんだ?」

神「そんなに驚かなくても良いではないか。さて私は神だ。お前の悩みを解決してやろうか?」

総理大臣「悩みと言われてもな。」

神「ロシアとの戦争に困っているだろう。」

総理大臣「なぜそのことを。」

神「私は神、なんでも承知しておる。」

総理大臣「ロシア軍を倒して欲しい。」

神「お安い御用だ。期待して待っておれ。」

そう言うと神は消えていった。

総理大臣「驚いたな。まさか神が本当に現れるとは。」

神の力

ロシア軍が占拠している北海道、青森、秋田の上空に真っ黒い不気味な雲が現れた。

ゴロゴロ、ピカピカ、ドーン。

ロシア兵A「日本は弱っちいな。楽勝だぜ。このまま東京まで占領しちまおうぜ。」

ロシア兵B「そうだな。ロシア軍に勝てる国なんてないのさ。これでロシアに逆らう国は無くなるだろう。」

ロシア兵C「何やら空が暗いな。雨が降りそうだ。」

ゴロゴロ、ピカピカ、ドーン。

次の瞬間、雷がロシア兵を打った。

ロシア兵「ぐはぁ。」

ロシア兵は丸焦げになり、ピクリとも動かなくなった。

ロシア兵「大丈夫か?天候がかなり悪くなってきたな。かなり危険だ。」

そして次の瞬間、突風が吹いた。

ビュービュー。

ロシア兵たちは突風に吹き飛ばされ、空に舞った。

ロシア兵「た、助けてくれぃ。」

そして空に舞い上がったロシア兵は地面に叩きつけられた。

ロシア兵「ぐはぁ。」

神「ふっはっはっはっは。我は神。日本から撤退しろ!さもなくばロシア兵はたくさんの血を流すことになるだろう。」

ロシア兵「神だと、そんなはずはない。東京に侵攻だ!」

隕石

ロシア兵「いけー!」

ロシア兵「おーー。」

ロシア兵の勢いがさらに増した。

神「ふははは。馬鹿なやつらよ。これでもくらえ。」

神は隕石を呼び起こした。

ゴゴゴゴゴ、ドッゴーン

多くの隕石が降ってきてロシア兵を直撃!

ロシア兵「ぐはぁ。」

ロシア兵の部隊に隕石が命中し壊滅。直撃を受けた全ての兵士は即死。90%が隕石にやられた。残り10%の兵士たちは降参状態だ。

ロシア兵「し、仕方がない。撤退だ。」

神「これでもう懲りたじゃろう。」

神は総理大臣の前に現れた。

総理大臣「ありがとうございます。やっていただけたんですね。ロシア兵の勢いが弱まり、占領も解けました。」

神「私には赤子の手をひねるようなものだな。しばらく休ませてもらうぞ。また何かあったら呼んでくれ。」

総理大臣「わかりました。」

総理大臣は神を呼ぶ笛を大切にしまい込んだ。

総理大臣「戦争相手とはいえロシア兵をたくさん死なせてしまった。もうこの神を呼ぶ笛は使いたくはないな。そもそも戦争をすること自体が間違っていたのだ。もう戦争はしない!」

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第20弾はいかがでしたでしょうか?今回は戦争についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第20話「神を呼ぶ笛」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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