この記事では、初心者小説の第7弾といたしまして、「精神病院からの脱走」をお送りします。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- 精神病院関連の小説に興味がある方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味がある方
序章
東豪(とうごう)くんは統合失調症を患い、精神病院の開放病棟に入院をしています。一人暮らしをしていましたが、幻聴や幻覚を自覚し、周りにすすめられ入院となりました。入院をしてから3ヶ月が経ち、入院生活に嫌気が指していました。
東豪くん「ああ、暇だ。精神病院ってなんでこんなに暇なんだろう?」
外出をしたときにそのまま逃げようかな?そんな考えが頭をよぎります。
外出は主治医の判断で週に1回、許可されるようになりました。
東豪くんは漠然とではありますが、次の外出の機会に逃げようと思っています。
外出の日
◯月×日(水)外出の日がやってきました。外の空気を存分に吸い込みます。
東豪くん「やっぱり外はいいな。もう戻りたくない…」
外食はステーキ
東豪くん「お腹が空いたな。ラーメンか回転寿司か、ステーキもいいな。自分の好きなものが食べられるって最高!好きな場所にだって行ける。」
迷った末にステーキに決定!
東豪くん「ステーキ200g、サラダバー付きでお願いします。久しぶりのステーキはいい!うますぎるよ!」
サラダバーで野菜も補充。
東豪くん「ああ、美味しかった。」
自由ってこんなに楽しいものだったのか。実感が込み上げてきます。
カラオケフリータイム
SEKAI NO OWARI(セカオワ)が大好きな東豪くん。
東豪くん「今日はセカオワを歌いまくるぞ!」
1曲、2曲と歌っていきます。あっという間に3時間が経過しました。
そろそろ病院に帰る時間になりました。もう時間か…楽しい時間はすぐに過ぎていきます。
東豪くん「今、カラオケを止めるのは言語道断!へっへー、このまま歌い続けてやるぜ!フリータイムだし」
時間になっても帰ってこないので、看護師さんが東豪くんに電話をします。
東豪くん「無視無視」
そしてカラオケのフリータイムが終わりました。楽しかったな。次はゲームセンターだ!
ゲームセンターの麻雀ゲーム
全国ネット対戦が熱い麻雀ゲーム。今は午後6時か。3時間くらい遊ぼう。この間に看護師さんから何回も電話がありましたが、東豪くんは無視を続けていました。
ついに看護師さんは警察に連絡。警察が東豪くんを探し出します。東豪くんは精神状態が安定はしてはいたものの、不安定になるときがあるので、もしかしたら他人に危害を加える可能性があり、無理矢理にでも連れ帰るように警察に言いました。
麻雀ゲームは激アツでした。3時間みっちり遊び、楽しいひと時が過ぎました。さて夕飯でも買って家に帰るか。
自宅で警察に捕獲
自宅は落ち着くな。自宅の快適さを身に沁みました。東豪くんは病院の入院生活にうんざりしています。
ピンポーン!誰だこんな時間に?東豪くんが出ると警察官が2名いました。
警察官「警察です。病院から連絡があり、あなたを探していました。」
ドキッとした東豪くん。
東豪くん「帰ってもらえませんか?」
警察官「それはできません。このまま病院に戻りましょう。」
東豪くんは拒否をしましたが、警察官が部屋に入ってきて、無理矢理に捕獲されました。
東豪くん「出て行け、病院には戻りたくない。お前たち後で覚えていろよ!」
東豪くんは最後に捨て台詞を吐きました。
閉鎖病棟の隔離室に入ることに
パトカーで病院に到着。警察官が東豪くんは今、不安定になっていると医師に伝えました。医師の判断で東豪くんは閉鎖病棟送りになりました。
東豪くん「嫌だ離せ、俺に触るな。やめろー、お前ら全員皆殺しだー!まじで殺すぞ、何をやっている、消えろー!」
警察官2名に閉鎖病棟の隔離室まで連れて行かれました。暴れている東豪くんは手足を縛られ拘束されました。顔が赤くなり興奮状態。鎮静剤を投与されました。しばらくすると東豪くんは眠りにつきました。
これから安定するまで、隔離室で過ごすことになった東豪くん。東豪くんの闘病生活は始まったばかりです。
今日のあとがき
本日は、初心者小説の第7弾をお送りしました。楽しんでいただけましたでしょうか?
東豪くんにとってはバッドエンドでしたね。入院生活は熾烈です。できることなら精神病院には入院をしないのが一番ですね。
これからも初心者小説を不定期ではありますが、書いていきたいと思います。
以上、【初心者小説】007.精神病院からの脱走、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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