【初心者小説】AI屋台 第12話「コックの帽子」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第12弾といたしまして、「コックの帽子」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

大樹「俺は大樹。調理師学校の学生である。のほほんと生活をしていて、勉強も少ししかできないし調理の腕も大したことはない。これといって趣味もない。こんな俺の人生を変える出会いがあった。」

今日は通学日。いつものように学校で調理の授業を受けて、いつも通りの料理の腕であった。そして休み時間になった。

大樹「俺、アルバイトをしようかと思っているんだけどどうかな?」

友人「いいんじゃないか?お小遣いも稼げるし。」

大樹「どんなアルバイトがいいかな?」

友人「やっぱり将来、調理師になりたいなら料理に関するアルバイトがいいんじゃないか?厨房に立つ仕事なら料理の腕も上がると思うよ。」

大樹「なるほど。ファミレスとか、中華料理屋さんとかかな。」

大樹は会話を楽しみ、この日も学校が終わった。しかしいつもとは違った出来事が帰宅途中にあった。それは大樹がAI屋台を発見したことだった。

大樹「屋台・・・こんなところに。一体何が売られているんだろう?」

大樹は興味津々にAI屋台に入っていった。

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コックの帽子

エドゴン「いらっしゃい。」

大樹「一体何が売られているんですか?」

エドゴン「AIスキャンをすれば今のあなたに必要なアイテムが出現しますよ。AIスキャンを受けてみますか?」

大樹「お願いします。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おおこれは!コックの帽子でございます。」

大樹「コックの帽子?それはなんですか?」

エドゴン「それは使ってみなければ効果は分かりません。」

大樹「いくらですか?」

エドゴン「2,000円でございます。」

大樹「コックの帽子というくらいだから料理が上手になるのかな?買います。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

調理実習

早速大樹はコックの帽子をかぶって登校した。そして調理実習の時間になった。大樹は手際よく本日の課題のカレーライスを作った。大樹は作ったカレーライスを先生や他の生徒にも食べてもらった。

先生「これは!うまい!大樹、すごいな。」

大樹「ありがとうございます。」

大樹はあまり誉められたことがなく初めての経験だった。大樹は料理について自信が持てるようになった。

大樹「そうか、コックの帽子とは料理の腕が上がり美味しい料理を作ることができる魔法の帽子だったんだ。」

大樹は自信を持つことができた。その勢いのまま中華料理店でアルバイトも開始した大樹。

友人「アルバイトはどうよ?」

大樹「面白いよ。時給1,100円だけど満足している。」

店長に振る舞う

大樹は中華料理店の店長に料理を振る舞ってみた。

大樹「特製ラーメンです。」

店長「どれどれ。」

ズズズー

店長「うまい!!大樹、すごいな。」

大樹「ありがとうございます。料理には自信があります。」

店長「明日から厨房で料理にもチャレンジしてみるか?」

大樹「やってみたいです。よろしくお願いします。」

SNSで拡散

大樹は翌日から料理も担当することになり、この中華料理店の味はうまいと評判になった。

味がうまいと口コミが広がっていき、SNSでもたくさん拡散されていった。

大樹は炒飯、麻婆豆腐、中華そば、玉子スープ、餃子と次々に店長から教わって覚えて行った。

そしてSNSで特に話題に挙がったのが炒飯だった。

男性「あの中華料理店の炒飯、マジで美味い。」

女性「炒飯が美味しいって噂のお店があるらしいよ。食べに行かない?」

などなど拡散効果は絶大だった。

面白い帽子

そして何と言ってもバイトの青年が被っている面白いデザインの帽子が話題になっている。

「コックの帽子」

大樹「コックの帽子は料理の腕を上げるだけでなく、話題になり人気者になれる効果もある帽子だったんだ!」

男性「あの中華料理店で働いているバイト君が料理を作っているらしいよ。」

女性「アルバイトなのに料理の腕はピカイチなんだね。」

男性「そのバイト君のかぶっている帽子がまたオシャレなんだ。」

女性「ファッションセンスありありだね。」

大樹のかぶっている「コックの帽子」が話題になっている様子。

店長「大樹、お前の作る料理が美味しいと話題になっているぞ。あとはその帽子がオシャレだとさ。」

大樹「ありがとうございます!自分もこんなに拡散されるとは思っていなかったです。」

店長「お店はそのお陰で繁盛している。助かるよ。」

大樹「自分なんてまだまだです。」

お客さん「面白い帽子をかぶっているお兄さん。焼きそばを一つ頼むよ。」

大樹「かしこまりました。」

大樹は焼きそばを作ってお客さんに提供しました。

お客さん「うまい!この焼きそばは絶品だ。お兄さんは一体何者なの?」

大樹「何者でもありません。ただの調理師学校の学生です。」

お客さん「私、こういうものです。」

お客さんは大樹に名刺を手渡しながら言った。なんとお客さんはスカウトだったのだ。

お客さん「あなたをスカウトしたいと思って今日は足を運びました。」

大樹「スカウトですか?」

お客さん「これだけ話題になっているんだ。きっと君には才能があると思います。タレントとして活動してみませんか?」

大樹「やってみたいです。」

大樹はこうしてスカウトを受け入れ、芸能事務所で活動をしていくことになりました。

大樹はその後、料理番組などで活躍をしていったそうです。コックの帽子だけは肌身離さずに被っていました。

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第12弾はいかがでしたでしょうか?今回はコックについての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第12話「コックの帽子」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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