【初心者小説】AI屋台 第8話「除霊お守り」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第8弾といたしまして、「除霊お守り」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

工藤「俺は工藤。この春から大学生になる。地方から東京に引っ越しをすることになった。決して裕福な家庭ではなく、大学は奨学金を借りて足りない分はバイトをして稼ぐことになった。もちろんアパートも格安の物件に住むつもりだ。」

物件探し。不動産屋さん。

工藤「できるだけ安い物件に住みたいです。」

不動産屋「安い物件でよろしければ事故物件などはいかがですか?格安となっておりますよ。みなさん敬遠するため安めの価格設定になっております。」

工藤「私は霊感が強い方で感じやすいので少し心配ですね。どんな物件がありますか?」

不動産屋「こちらは自殺をされた人が住んでいた物件ですね。家賃は3万円となっています。こちらは一家が惨殺された悲惨な物件となっていますね。家賃は2万円です。」

工藤は家賃が安くて最低限の生活ができればどこでも良いという考えがあった。

工藤「一家が惨殺された2万円の物件を見学したいですね。」

不動産屋「いいですよ。ではこれから見に行きましょうか。」

工藤と不動産屋は物件を見に行った。

不動産屋「ここがその2万円の物件ですね。」

物件の中に入った工藤はおぞましい気配を感じた。

工藤「これはやばいですね。霊の気配を感じます。」

不動産屋「わかりますか?気配が。」

工藤「はい、しっかりと。しかも複数の霊の気配を感じます。おそらく家族の霊が物件に住みついているのでしょう。でも2万円でよければここで決めようと思います。」

不動産屋「わかりました。早速手続きをしましょう。」

即日入居の手続きを行い、工藤は無事に入居できた。新生活がスタートした。

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霊を感じる

工藤「家賃が2万円とは安いな。これなら奨学金とアルバイトでお金を稼げればなんとか生活をしていけそうだ。良い物件を借りれて良かった。でも相変わらず霊の気配を感じるな。そんなにひどい死に方をしたのか。」

初日の夜。

工藤は眠ろうと布団に入ったが、なかなか寝付けずにいた。慣れない環境なので仕方がないと思った。しかししばらくすると工藤は眠りに入っていった。そして・・・

朝方。工藤は目が覚め、目を開けてみるとなんと工藤が眠っている掛け布団の上に子供が座っていた。その子供を見た瞬間に恐怖を感じ、即座に目を閉じた。

工藤「びっくりした、一体誰なんだ?あれ?あれ?体が動かない。」

工藤は恐怖のあまり体が金縛りにあったようだ。冷や汗が大量に出てきた。5分くらいが経過し、金縛りから解放された工藤。

工藤「一体何だったんだ?金縛りか?」

工藤は起き上がり冷蔵庫のお茶を飲んだ。

工藤「ふぅ。」

工藤はお茶を飲み落ち着いたが、次の瞬間、不思議な現象が起こった。何とテレビが勝手について、テーブルの椅子に男性と女性が座っていた。男性と女性はテレビを見ているようだ。

その後、3日間同じような現象が続いた。

工藤「俺、霊感強すぎるな。金縛りにはマジでビビる。」

盛り塩

工藤は近所のスーパーへのお買い物帰りにAI屋台を発見した。

工藤「こんなところに屋台なんてあったっけ?」

工藤は恐る恐るAI屋台に招かれるようにお店に入っていった。

エドゴン「いらっしゃいませ。」

工藤「何が売られているんですか?」

エドゴン「AIスキャンをすれば今のあなたにふさわしいアイテムが出現しますよ。AIスキャンをやってみますか?」

工藤「う〜ん。やってみます。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おおこれは!盛り塩でございます。」

工藤「どんな効果があるんですか?」

エドゴン「それは使ってみなければわかりません。」

工藤「いくらなんですか?」

エドゴン「1,000円でございます。」

工藤「騙されたと思って買ってみます。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

工藤「盛り塩というくらいだから部屋に住みついている霊を追っ払えるかもしれないな。早速使ってみるか。」

工藤は早速、盛り塩を使ってみた。布団の周りにも盛り塩を置いて眠りについた。

翌朝。

工藤「よく眠れた。盛り塩の効果もあって金縛りには合わなかったな。しかし相変わらずテーブルには男性と女性が座っているなぁ。そんなにこの世に未練があるのか。」

除霊お守り

工藤は再びAI屋台を発見した。工藤は急ぐようにAI屋台に入っていった。

工藤「エドゴンさん、前回の盛り塩の効果は抜群でしたよ。ゆっくり眠れるようになりました。」

エドゴン「それはよろしゅうございます。」

工藤「今度はどんなアイテムを売ってくれるんですか?」

エドゴン「それはAIスキャンをやってみないとわかりません。」

工藤「じゃあ早速AIスキャンをお願いします。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おお、これは!除霊お守りでございます。」

工藤「使ってみなければ効果は分かりません、ですよね。いくらなんですか?」

エドゴン「1,000円でございます。」

工藤「買います。」

工藤は早速、除霊お守りを使ってみた。

工藤「これで金縛りの解消や、未練ある一家を成仏させられるかな?」

次の瞬間、除霊お守りが光り輝いた。

ピカ〜ン。

すると家の中にいた子供やその両親の霊が消えていった。

工藤「除霊できたのか?」

それ以来、工藤の前に未練ある一家が現れることはなかった。そしてAI屋台も工藤の前に現れることはなかった。

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第8弾はいかがでしたでしょうか?今回は心霊についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第8話「除霊お守り」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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