【初心者小説】AI屋台 第11話「魅力イヤリング」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第11弾といたしまして、「魅力イヤリング」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

美久「私は美久。中学2年生です。何の取り柄もない平凡な女の子。普通に中学生活を送っています。」

そんなある日の中学校で。

友人「美久!こんなのがあったよ。アイドルオーディション開催決定!君の応募をお待ちしています。だってさ。」

美久「無理無理。合格できるわけない。何の取り柄もないし。」

友人「私も一緒に受けてあげるから受けてみない?」

美久「えー!無理だよー。」

友人「何事にもチャレンジだよ。不合格でもいいじゃん。いい経験にもなると思う。」

美久「そうなのかなぁ?そこまで言うなら。」

友人「じゃあ決まり!」

美久は渋々了承した。

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魅力イヤリング

中学校からの帰り道、美久は屋台を発見した。

美久「こんなところに屋台なんてあったっけ?何が売られているんだろう?」

エドゴン「いらっしゃい。」

美久「何が売られているんですか?」

エドゴン「AIスキャンをすれば今のあなたにふさわしいアイテムが出現します。」

美久「お金はかかるんですか?」

エドゴン「AIスキャンは無料でございます。」

美久「じゃあやってみようかな?」

エドゴン「かしこまりました。ではAIスキャンを始めます。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おお、これは!魅力イヤリングでございます。」

美久「どんな効果があるんですか?」

エドゴン「それは実際に使ってみなければわかりません。」

美久「何か魅力的になれると言うことでしょうか?今度オーディションもあるし身に付けて臨んでも良さそう。いくらですか?」

エドゴン「2,000円でございます。」

美久「一つお願いします。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

書類審査

美久は購入した魅力イヤリングを身に付け、書類審査用の写真を撮影した。

美久「よし、盛れたね。」

次の日学校で。

友人「書類審査用紙書いてきた?」

美久「うん。」

友人「写真綺麗だね。すごく盛れてるよ。これなら書類審査通過するかも?帰りに郵便局に行って投函しよう。」

美久「OK。」

そして2週間後に書類審査結果が送られてきた。

美久「やったぁ。合格だって!」

友人「良かったね。私はダメだったよ。」

美久「残念。私一人で二次選考に行くのは嫌だなぁ。」

友人「頑張ってね!応援してる。」

選考を突破していく

美久は二次選考に魅力イヤリングを身につけて臨んだ。

審査員「何か特技はありますか?」

美久「これといってないんです。友達に誘われて応募したら偶然に書類選考を突破してしまいまして。」

その時、魅力イヤリングが輝いた。

キラーン。

審査員には美久が魅力的な人物であると映った。

審査員「あなた、目が綺麗ですね。」

美久「そうですか?言われたことはないのですが。」

審査員「特技がないとなると、自分のここが好きっていうところはないですか?」

美久「自分に自信がないんです。こんな自分でもアイドルになれれば変われるかなと思って。」

審査員「そうですか。」

その時、魅力イヤリングが再び輝いた。

キラーン。

審査員「あなたの魅力は正直で素直なところですね。」

美久は二次選考を突破した。

友人「すごいじゃん。次は最終選考だね。」

美久「たまたまだよ。」

ここまで選考を進められたのは魅力イヤリングのお陰であると美久は感じていた。

最終選考

美久は最終選考にも魅力イヤリングを身に付けて臨んだ。

審査員「最終選考では歌を披露してもらいます。自分の自信のある歌を披露してください。」

美久は歌を歌ったこともカラオケに行ったこともなかったので、自信が全くなかった。

順番に審査が行われていき、ついに美久の順番になった。

審査員「何を歌いますか?」

美久はこのオーディションのアイドルの代表曲を選曲した。そして歌唱が始まった。

その時、魅力イヤリングが輝いた。

キラーン。

美久は歌を歌ったことがありませんでしたが、気分が高揚して下手ではありますが気持ちよく歌うことができた。

審査員「なかなか良かったよ。」

美久「ありがとうございます!」

最終選考から3日後、結果が送られてきた。美久はドキドキしながら封筒を破いた。

なんと「合格!」だった。

活躍

アイドルの一員となった美久は魅力イヤリングの力を借りて、新曲のセンターに抜擢された。

美久「私がセンター!いいんですか?」

新曲のセンターとしてMV撮影、CM撮影、握手会、テレビ番組の収録をこなして行った。美久にとっては全てが初めての体験で新鮮な気持ちで臨むことができた。

そして美久は魅力イヤリングを付ける必要は無くなっていった。顔も綺麗になり、認知度も上がっていき、人気者となった。AI屋台が美久を選んだ理由は定かではないがAIが最適解を導き出した結果なのだろう。

美久は魅力イヤリングを捨てた。しかし美久は今日もアイドルとして活躍している。

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第11弾はいかがでしたでしょうか?今回はアイドルについての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第11話「魅力イヤリング」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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