この記事では、初心者小説の第18弾といたしまして、「宝くじに当たって豪遊した末路」をお送りします。

※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- 宝くじに関する小説を読んでみたい方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味のある方
序章
マネヒコはサラリーマン。今日も元気に会社に通勤をしています。会社からの帰り道、宝くじを買いに売り場の列に並びました。マネヒコは宝くじが大好きで、発売される度に60,000円分の宝くじを買っていました。そして当選番号の発表日が待ち遠しくて、毎回その日にちが近くなると興奮していました。
マネヒコ「今回こそは当てるぞ!前回は大敗北。当選金額はわずか300円だった。絶対に勝つ!」
当選発表の日にちが近くなり、マネヒコは楽しみで興奮し始めました。そしてついに発表日がやってきました。
マネヒコはパソコンを広げ、当選しているかどうかをチェックしました。次の瞬間マネヒコは大興奮しました!
マネヒコ「ヒャッホーー!当たったぞ!これは夢か?いや現実だ。まじか!当選金額1億円!やったー!」
マネヒコは大興奮の渦に巻き込まれました。今まで宝くじを購入してきて当たったことなんて1度もありませんでした。しかし今回初めての高額当選。嬉しいに決まっています。
早速口座に1億円を入金。これでマネヒコは大金持ちの仲間入りです。
マネヒコ「これぞ夢見ていた大金持ち。俺は億万長者だー!会社は辞めよう。上司の言うことなんか聞いていられるか!俺は何者にも支配されない。本当の自由を手に入れたんだ。」
豪遊
まずマネヒコは美味しいものが食べたくなりました。「高級寿司」なんと良い響きでしょうか。マグロにサーモン、トロ、全てがトロトロで奥深い味、納豆巻きの納豆までもがとても高級で食べたことがありませんでした。
マネヒコ「これが億万長者の食べるものか!俺もついているぜ。会計は・・3万円か、安い安い、俺様は億万長者だぞ!」
次はキャバクラです。
マネヒコ「ここが高級キャバクラか!よう姉ちゃん。俺は億万長者だ。小遣いをあげるぞ!」
マネヒコはキャバ嬢をお持ち帰りしました。お小遣いは奮発して50万円!
マネヒコ「キャバクラは最高だ。定期的に通うかな。」
次はタワーマンションです。マネヒコはタワーマンションに引っ越しました。なんと家賃は100万円!
マネヒコ「ここがタワーマンションか。1年間住んでもたったの1,200万円じゃないか。安い安い。景色や夜景も最高だな。」
そして次の日、キャバクラで初めてのドンペリです。
マネヒコ「今日はドンペリだ!大いに盛り上がれ。姉ちゃん、俺のタワーマンションに来てみるか?夜景は最高だぞ!」
キャバ嬢「いいんですか?」
マネヒコ「姉ちゃんだから誘っているんだ。来いよ。」
キャバ嬢「じゃあお言葉に甘えて。」
マネヒコはキャバ嬢を自分のタワーマンションに連れ込みました。
キャバ嬢の誘い
マネヒコ「どうだ、すごいだろ。この部屋の広さ、そして高級ベッド、そしてこの夜景。素晴らしい!」
キャバ嬢「マネヒコさんってお金持ちなんですね。」
マネヒコ「そうだね。これも自分の努力の結果かな。はっはっは。」
キャバ嬢「合ってほしい人がいるの。どうですか?会ってみませんか?」
マネヒコ「君の願いならぜひ会ってみようじゃないか!」
そして約束の日。
キャバ嬢「マネヒコさん。こちらがMさん。」
M「はじめまして。Mです。」
マネヒコ「はじめまして。」
M「こちらがあなたを幸福にするという魔法の粉。素晴らしい世界を堪能させてみせましょう。1袋5万円で20袋100万円でいかがでしょう。」
キャバ嬢「マネヒコさん、どう?」
マネヒコ「ほうほう。幸福になれるのなら安い。100万円なんて俺に言わせたらはした金。安すぎるぜ!」
M「お買い上げありがとうございます!こちらが20袋です。」
キャバ嬢とMはグルで獲物を獲得できて大変満足しました。
キャバ嬢「いいカモね。」
M「もっとバカな奴をたくさん連れてきてくれよ。」
マネヒコは早速帰宅し、魔法の粉を使ってみました。すぐに効果が現れマネヒコは有頂天になりました。
マネヒコ「へいへいへい。これが幸福というやつか。なんて気持ちがいいんだ!へへへーい。」
白い粉の正体
翌日。
警察「警察です。マネヒコさんはいますか?」
マネヒコ「警察が何のようだ?俺は気持ちがいいんだ!」
警察「昨日、Mと会っていましたね。」
マネヒコ「ああ、確かに会っていたけど。」
警察「家宅捜索の令状が出ています。お部屋を拝見させてもらいますよ。」
マネヒコ「すごい部屋だろ!タワーマンションの高層階にお前たちも住んでみたいか?はっはっは。」
警察「ありました!これは覚醒剤ですね。」
マネヒコ「覚醒剤だと?そんなものがあるわけないだろ。」
警察「昨日、Mから白い粉を買いませんでしたか?あれは覚醒剤です。」
マネヒコを有頂天にした白い粉の正体は覚醒剤でした。
警察「今も様子がおかしいですね。今日も覚醒剤を使いましたか?」
マネヒコ「さっき、ちょこっとな。」
警察「逮捕します。」
マネヒコ「やめろー。俺は何もしていない。お金が目当てか?100万円くれてやるぞ。」
警察「そういう問題ではありません。」
マネヒコは警察に逮捕されてしまいました。
マネヒコは宝くじに当選し、心が壊れてしまったのです。お金という魔物は人間の精神を崩壊させ、正常な判断ができなくなるんですね。昨日までサラリーマンだった男がいきなり大金を手にすると恐ろしいことになります。
マネヒコにとって宝くじとはどんな存在だったのでしょうか。毎回6万円も宝くじを購入し、当たればラッキーだと思っていたら、たまたま当選をしてしまったのです。
宝くじなどのギャンブルには中毒性があり、なかなか止められません。そして覚醒剤も同じですね。
マネヒコは逮捕されてしまいましたが、宝くじなどに当選せずにサラリーマンを普通に続けていた方が幸せだったのかもしれません。
今日のあとがき
私の初心者小説の第18弾はいかがでしたでしょうか?今回は宝くじについての内容となりました。まだまだ小説については勉強中です。また次回作もお楽しみに!
以上、【初心者小説】018.宝くじに当たって豪遊した末路、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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