【初心者小説】AI屋台 第16話「筋力増強薬」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第16弾といたしまして、「筋力増強薬」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

斉藤「俺は斉藤。トラックの運転手をしている。体力がなく荷物の持ち運びが苦手。でも生活がありますから仕事を辞めるわけにはいきませんね。」

同僚「おいヘロヘロ。今日は泊まりがけの運行の日だな。まあせいぜいぶっ倒れないように頑張れよ。」

斉藤は同僚からヘロヘロと呼ばれていた。体が細く痩せていたためだ。

斉藤はトラックに乗り込み、泊まりがけの運行に出発した。

斉藤「東京で荷物を積んで愛知で下ろす、翌日、愛知で荷物を積んで東京で下ろす、これで間違いはないな。おそらく1日10時間は運転をすることになるだろう。そして俺の苦手な荷物の積み込み、積み下ろしをしなければならない。荷物は野菜がメインだ。」

斉藤は東京の青果市場に到着した。

斉藤「ここで大根の箱を30箱、人参の箱を30箱積み込みだ。キツすぎますね。」

痩せている斉藤にはこの積み込み作業がきつかった。時間をかけて合計60箱を積み込みした。

斉藤は次に野菜農家に到着した。

斉藤「えっと、ここではナス20箱、長ねぎ20箱、かぼちゃ20箱を積み込みか。」

斉藤はなんとか合計60箱を積み込んだ。

斉藤「これで東京での積み込みは完了ですね。これから愛知に向かいます。」

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長距離ドライブ

斉藤は愛知県に向けて運転を開始した。

斉藤「今日もなんとか時間はかかったけど積み込みができて良かった。もっと体力があればなぁ。楽なんだけど。トラックがパンパンになるまで積み込みをするのも大変だ。」

もう8時間くらい東京を出発して運転をしてきた斉藤。荷物を運ぶのは苦手な斉藤だが運転の方は得意で苦ではなかった。そしてようやく荷下ろしの現場に到着した。青果市場だ。

斉藤「これだけの野菜を下ろすのは大変だな。合計120箱。後半はバテそうだ。」

斉藤はコツコツ1箱ずつ下ろしていった。

斉藤「ふぅ。終わった。」

担当者「お疲れ様。細い体なのによく頑張ったな。」

斉藤「ありがとうございます。」

斉藤は翌日の筋肉痛を覚悟した。トラックの中で一夜を過ごした斉藤。

斉藤「今日は愛知で荷物を積んで東京で下ろすんだったな。」

斉藤は朝方、トラックから降り、外の空気を吸っていた。

筋力増強薬

斉藤「おお、こんなところに屋台なんてあったのか。」

斉藤は吸い込まれるように屋台に入って行った。

エドゴン「いらっしゃいませ。」

斉藤「何が売られているんですか?」

エドゴン「まずはAIスキャンを受けてもらいます。その時のあなたにふさわしいアイテムが出現します。」

斉藤「何かよくわからないけど受けてみようかな。」

エドゴン「かしこまりました。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おおこれは!筋力増強薬でございます。」

斉藤「一体どんな効果があるんですか?」

エドゴン「それは使ってみないことには分かりません。」

斉藤「筋力増強・・・俺はヘロヘロだし、きっとどんなに細い体の人でも筋肉がムキムキになるアイテムなのかな?分かりました、買ってみます。いくらですか?」

エドゴン「1万円でございます。」

斉藤「少し高いなぁ。でも買ってみます。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

斉藤は早速、筋力増強薬を飲んでみた。まるで栄養ドリンクみたいに。

ムキムキ。

斉藤は体に力がみなぎってきたことを感じた。

荷物の積み込み

斉藤は愛知で野菜の積み込みを始めた。

斉藤「さっき飲んだ筋力増強薬の効果でパワーがみなぎってきたぜ。」

ほほほいほい!

斉藤「皆んなからヘロヘロと呼ばれていたが俺はもう生まれ変わったんだ。」

斉藤はトラックへの野菜の積み込みをサササッとこなした。

斉藤「楽勝だぜ。もうヘロヘロとは言わせない。」

斉藤は見た目も筋肉質になっていた。

そして東京まで長距離運転をして荷物を下ろす作業も楽勝だった。

どうやって鍛えたんだ

斉藤「往復運行に行ってきました。」

同僚「おかえり。なんか体格が急に良くなっていないか?」

斉藤「少し訳ありで。」

同僚「なんかここまで身体つきが良くなるとヘロヘロではなくなるな。はっはっは。どうやったんだ?」

斉藤「栄養ドリンクを少し飲んで。お陰で荷物の積み込みも楽勝でした。」

同僚「そうか。すごいドリンクなんだな。俺にも分けてくれよ。」

斉藤「自分の分しかないです。」

同僚「ケチだなぁ。」

斉藤は身体つきが良くなりその後のトラック運転手の仕事を今まで以上に効率よくこなしていった。

斉藤「ヘロヘロの俺が見違えるようになったのは奇跡だな。トラックの運転手は俺の天職かもしれない。筋肉もついたしどんな重い荷物だってへっちゃらだぜ!」

筋力増強薬の効果は一生続くのか、定かではありませんが、斉藤は今日もトラック運転手の仕事に精を出して頑張っていた。

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第16弾はいかがでしたでしょうか?今回はトラック運転手についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第16話「筋力増強薬」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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