この記事では、初心者小説の第31弾といたしまして、「タイムマシンで過去に行って2 おばあちゃんに会ってきた」をお送りします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- タイムマシンに関する小説を読んでみたい方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味のある方
序章
マネヒコは小学6年生で小学校に通っています。ある日の下校途中、マネヒコは1枚のチラシを発見しました。
「実験で過去に行きたい人募集!」
すごいキャッチコピーですね。
マネヒコ「すごい!過去に行けるんだ!過去に本当に行けるなら、亡くなったおばあちゃんにもう一度会いたいなぁ。」
「過去に行きたい人はエドゴン研究所まで!」
マネヒコ「よし、早速エドゴン研究所に行ってみるか。」
マネヒコは早速チラシに書いてあったエドゴン研究所に行くことにしました。近所なので小学生のマネヒコにも行きやすかったです。
エドゴン博士「いらっしゃい。何ようで?」
マネヒコ「チラシを見てきました。過去に行けるって本当ですか?」
エドゴン博士「本当だとも。チラシを見てきてくれたと。なるほど。本当に過去に行きたいのかね?」
マネヒコ「はい。亡くなったおばあちゃんに会ってきたいです。」
エドゴン博士「よし、そこまで言うなら君で実験をしよう。まだ研究段階だから実験という形になるけどどうかね?」
マネヒコ「過去に行けるならどんな方法でもいいです。」
エドゴン博士「そうか、よく言った。では早速実験を開始しよう。タイムマシンに8年前とセットしたからおばあちゃんも生きているだろう。さあ乗ってくれ。」
いざ過去へ
マネヒコ「これがタイムマシンか、すごいな。」
エドゴン博士「スイッチオン!」
ギュイーーン
ボワンボワン
マネヒコはあっという間に8年前の過去に着きました。
マネヒコ「ここが8年前の世界か。おばあちゃんはどこにいるんだろう?家かな?」
マネヒコは自分の自宅に向かって見ました。自宅に着くとマネヒコはソワソワしました。おばあちゃんに会えるのが楽しみだからです。
しばらく玄関の前で待っているとおばあちゃんと昔の自分が玄関から出てきました。どうやらお買い物に行くようです。
マネヒコ「おばあちゃん・・・」
8年前のおばあちゃんはまだ自分で歩けて元気でした。
しばらくついて行くと2人はスーパーに入っていきました。
わがままな昔のマネヒコ
おばあちゃんとマネヒコはお買い物を始めました。お母さんからのメモを見ながらお買い物をしていましたがマネヒコがお菓子が欲しいというのです。
昔のマネヒコ「おばあちゃん、お菓子が欲しい!」
おばあちゃん「ごめんね。預かってきたお金ではお菓子を買う余裕がないんだよ。もっとお金を持って来れば良かったね。」
昔のマネヒコ「嫌だ、嫌だ、お菓子買って。」
おばあちゃん「次にまた来た時に買ってあげるよ。」
昔のマネヒコ「嫌だ、今欲しいの。」
おばあちゃん「お金がなくて買えないんだよ。」
昔のマネヒコ「うわぁぁん。嫌だ、嫌だ、おばあちゃんなんて大っ嫌いだ。うわぁぁん。」
マネヒコはいてもたってもいられなくなりました。
おばあちゃんと対面
マネヒコ「こらっ!」
ごつん。
マネヒコは思わず昔のマネヒコの頭を引っ叩きました。
昔のマネヒコ「うわぁぁん。お兄ちゃんがいじめるよぉ。お菓子が欲しいっ!おばあちゃんもお兄ちゃんも大っ嫌いだ!」
おばあちゃん「痛かったね。痛いの痛いの飛んでいけ・・・これで痛みは無くなるよ。」
昔のマネヒコ「お菓子、お菓子。欲しい。」
マネヒコ「まだ言うか。おばあちゃんを困らせないの!」
ごつん。
マネヒコは昔のマネヒコの頭を再び殴りました。
昔のマネヒコ「うわぁぁん。お兄ちゃんにまたやられたー。」
おばあちゃん「あらら。大丈夫よ、痛かったね。あなたは?」
マネヒコ「おばあちゃん。僕はマネヒコ。信じてもらえないだろうけど。」
おばあちゃん「これは大きなマネヒコだね。」
マネヒコ「うん。小学6年生になったんだよ。」
おばあちゃん「マネヒコが小学生に、立派になったんだね。」
マネヒコ「信じてくれるの?」
おばあちゃん「顔も似ているし、声もマネヒコそっくり。小学生のマネヒコをこんなに早く見れるなんて嬉しいね。」
マネヒコ「この子はおばあちゃんのこと嫌いって言っているけど、本当の心の底ではおばあちゃんのことが大好きなんだ。わがままなだけなんだよ。好きだからついわがままになっちゃう。いっぱいいっぱい甘えること、許してね。おばあちゃんしか甘えられる人がいないんだもん。だからお願いばかりでごめんなさいだけど、優しくしてあげてください。マネヒコはおばあちゃんのことが大好きだから。あと、体には気をつけて。僕はもう行かなくちゃいけない、会えて嬉しかった・・・」
マネヒコはその場を去り現代に帰って行った。
昔のマネヒコ「お兄ちゃん、何を言っていたの?」
おばあちゃん「神様がご褒美をくれたんだよ。」
過去に行くことができた
マネヒコ「エドゴン博士!おばあちゃんに会うことができました。」
エドゴン博士「実験は大成功。過去に行ってこれたのか。素晴らしい。」
マネヒコ「おばあちゃんと会話もできました。とても懐かしい気持ちになれました。」
エドゴン博士「おお、それは良かった。今回は実験に協力してくれてありがとう。また実験をお願いするかもしれないけど?」
マネヒコ「わかりました。またお願いします。」
今日のあとがき
私の初心者小説の第31弾はいかがでしたでしょうか?今回はタイムマシンについての内容となりました。まだまだ小説については勉強中です。また次回作もお楽しみに!
以上、【初心者小説】031.タイムマシンで過去に行って2 おばあちゃんに会ってきた、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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