この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第29弾といたしまして、「100年後のスマートフォン」をお送りします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味のある方
序章
五十嵐「俺は五十嵐。IT技術者で最先端のスマートフォンを開発している。2023年の最新モデルだ。新機能に何か良いアイデアがないかいつも考えている。」
家に帰れば恋人が待っていた。
五十嵐「ただいま。」
恋人「おかえりなさい。何か良いアイデアは浮かんだ?」
五十嵐「いや、これと言ってなかなか思いつかないな。」
恋人「明日はショッピングにでも行かない?」
五十嵐「いいね。休みだし行こうか。」
翌日、恋人とのショッピングを楽しみ、美味しいランチを食べ満足した。
五十嵐「ショッピングも終わったしそろそろ帰ろうか。」
恋人「そうね。あれ?こんなところに屋台なんてあった?行ってみない?」
五十嵐「行ってみよう。」
100年後のスマートフォン
エドゴン「いらっしゃいませ。」
恋人「何が売られているのですか?」
エドゴン「そちらの男性にAIスキャンを受けてもらいます。今のあなたに相応しいアイテムが出現しますよ。」
五十嵐「お、俺か。じゃあお願いします。」
恋人「頑張って。」
五十嵐「おう。」
びろろろろーん!!
わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。
エドゴン「おお、これは。100年後のスマートフォンでございます。」
五十嵐「そんなバカな。」
恋人「いくらなんですか?」
エドゴン「2台で10万円でございます。」
恋人「新型スマートフォンの開発の役に立つんじゃない?」
五十嵐「そうかなぁ?」
恋人「少し高いけど買います。」
エドゴン「お買い上げありがとうございます。」
五十嵐「詐欺だったんじゃない?」
恋人「少しでも参考になればいいね。」
五十嵐「じゃあとりあえず1台ずつ持って連絡を取り合ってみるか。」
恋人「OK。」
メッセージのやり取り
五十嵐は仕事中に恋人に実験としてメッセージを送ってみた。
五十嵐メッセージ「試しに送ってみるよ。」
恋人メッセージ「あっ、届いた。」
五十嵐メッセージ「普通だな。」
恋人メッセージ「普通のLINEみたい。」
五十嵐「メッセージのやり取りは普通か。現代のスマートフォンとなんら変わりはない。本当に100年後のスマートフォンなのか?」
五十嵐と恋人は自宅へと帰ってきた。
恋人「普通だったね。」
五十嵐「そうなんだよな。これじゃあ新型スマートフォンの開発の良い案が浮かばないな。」
恋人「残念ね。10万円を騙し取られたってことかな。」
不思議なアイコン
翌日、五十嵐は仕事に出かけた。
五十嵐「行ってきます。」
恋人「行ってらっしゃい。」
会社に出社した五十嵐は100年後のスマートフォンを手にした。
五十嵐「それにしても本当にただのスマートフォンなのだろうか?何かあるはずだ。」
五十嵐は不思議なアイコンを見つけた。
五十嵐「なんだこのアイコンは?」
ぽちっ。
五十嵐は不思議なアイコンをタップしてみた。
ウィーン
五十嵐「な、なんだ?」
なんと一辺が30cmほどの空間が現れた。空間の上を見てみると説明文が表示されている。
「物を空間に置きスイッチを押せば転送できます。」
五十嵐「もしかして物質の瞬間移動ができるのか?」
瞬間移動
五十嵐は試しに書籍を空間に置きスイッチを押してみた。
ギュイーン。
書籍は一瞬の内に恋人の元へと届きました。
恋人メッセージ「すごい。書籍が送られてきたわ。」
五十嵐メッセージ「本当か!このスマートフォンはすごいな。物質の瞬間移動ができる機能か・・・真似ができれば今後のスマートフォン業界は一変するぞ。」
恋人メッセージ「真似してみるの?」
五十嵐メッセージ「技術的に実現が可能だったらやってみるよ。」
恋人メッセージ「頑張って。」
五十嵐メッセージ「他にもすごい機能がないかあとで調べてみよう。このスマートフォンはアイデアの宝物庫かもしれないな。」
恋人メッセージ「わかったわ。」
五十嵐と恋人は自宅に帰宅し100年後のスマートフォンを徹底的に調べることにした。
技術
五十嵐「他に何か現代で実現できそうな機能はないか?」
恋人「瞬間移動はすごかったわね。」
五十嵐「書籍ではあったけど一瞬で送れるのはすごかったな。」
恋人「実現できそうなの?」
五十嵐「全く想像もできないよ。瞬間移動なんて。今の技術力では実現は難しいんじゃないかな?100年後には実現できるっていうことだからすごいよな。」
恋人「そうね。他に何かないか探してみましょう。」
五十嵐は100年後のスマートフォンを徹底的に調べてみた。
五十嵐「どのアプリも現代のスマートフォンのものよりもパワーアップしているようだな。でもこれといった新機能は他にはないか・・・」
恋人「やっぱり物質の瞬間移動が一番の肝なのね。」
五十嵐「そうだな。この100年後のスマートフォンを解体して中身を見てみることで活路が見出せれば良いけど。」
五十嵐は100年後のスマートフォンを専門家に解体させ、技術を盗もうとした。しかし現代の技術力では解明できない機材や機能が使われていた。
五十嵐「ここまでか。しかし諦めず時間を掛けてでも瞬間移動の機能を盗み、そして実現させましょう。」
五十嵐は瞬間移動の機能を新型スマートフォンに搭載させることに夢中になった。実現できたのかどうかは定かではない。
今日のあとがき
私の初心者小説のAI屋台シリーズの第29弾はいかがでしたでしょうか?今回はスマートフォンについての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!
以上、【初心者小説】AI屋台 第29話「100年後のスマートフォン」、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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