この記事では、初心者小説の第36弾といたしまして、「ハッキング不正アクセス」をお送りします。

※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- ハッキングに関する小説を読んでみたい方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味のある方
序章
このお話は一人のハッカーのお話です。
草薙「俺は自称ハッカー。銀行のシステムを狙っている。1億円を手に入れることが俺の夢だ。」
草薙はバレないように複数のサーバーを経由して不正アクセスを試みました。
草薙「ここをこうやって、こうだ!」
ピコポン。
草薙「よし、銀行システムに侵入成功っと。俺って天才だな。お金持ちのリストを手に入れるには、ここからこうやって。」
ピコポン。
草薙「リストゲット。一番のお金持ちはこいつか。なんだと!1,000億円も持っていやがるのか。バレないように1億円だけ架空口座に送金してっと。」
草薙は大金持ちから1億円を架空口座に送金しました。
草薙「ふっはっはっは。これで俺も大金持ちだ!1,000億円も持っているやつだ、1億円くらい減っていても気づかないだろう。」
警察が動き始めた
草薙の考えとは反対に、この大金持ちは1億円を不正送金されたことに気づき、警察へ被害届けを出していました。
草薙は1億円を架空口座から出金し、口座を閉じました。証拠隠滅ですね。
警察が動いていることにも気づかず草薙は手に入れた1億円で散財をしました。
ワンルームマンション、車を購入、キャバクラでお姉ちゃんたちをもてあそびました。
草薙「お金がなくなったらまた不正アクセスをしてお金をゲットするまでよ。」
挑戦状
草薙は一通の手紙を警察に送りつけました。
手紙「ふわっはっはっはー。我は怪人ハッカーである。1億円は我が頂いた。間抜けな警察諸君には我を見つけることもできまい。複数サーバーを経由すればこの通り証拠もなし。まあ頑張ってくれたまえ。この1億円で豪遊を楽しんでいるぞ。ふわっはっはっはー。」
警察署長「くそっ!」
警察署長は目の前の机を蹴り飛ばしました。
警察署長「早く怪人ハッカーの証拠を掴むんだ。急げ!」
警察官「ははっ!わかりました。」
警察署長「1億円も奪われてたまるか!」
お金が尽きる
草薙「お金はいくらあっても足りないな。マンションは新築ワンルームで2,500万円、車はポルシェで800万円、キャバクラは1日豪遊しただけで100万円は飛んでいってしまう。」
さらに草薙はあまりやったことがない競馬で一攫千金を狙って博打に出ました。
草薙「今日の競馬のメインレースに500万円勝負だ!当たればさらに1億だ。もし外れてもまた大金持ちからいただけばいいだけのこと。ふはははは。」
そしてメインレースがやってきました。
草薙「いけっ!そこだ。抜けー。」
期待虚しく草薙は博打に負けてしまいました。
草薙「500万円が一瞬でなくなってしまった。でも興奮できたから良しとしよう。」
草薙の豪遊はとまりません。通い詰めているキャバクラの店長から地域ナンバーワンの風俗嬢を紹介されたのでした。
草薙は高級風俗でお金を使い込み、100万円で彼女になってくれるというオプションも購入しました。
草薙は1億円というお金を使い果たし手元にお金がほとんどなくなってしまいました。
草薙「お金が足りん。次の1億だ!」
次の1億円
草薙は次の狙いを定めました。再び複数のサーバを経由し銀行システムに侵入し不正送金をしようと企みました。
草薙「次の1億円だ。お金がないことがこんなにも虚しいとは思わなかった。金だ金。」
そして草薙はA銀行に不正アクセスをすることに成功しましたが、警察がA銀行も監視していました。そして警察は犯人の場所を特定することに成功。1億円を不正送金したタイミングで突入することにしました。
警察官「警察だ!動くな。」
草薙「なぜここがわかった。」
警察官「銀行の他人の口座から不正に送金したな。」
草薙「なんのことだかわかりませんね。」
警察官「しらばっくれるな。証拠は掴んだんだぞ。さあ警察署で話を聞くから来い!」
草薙「チッ!」
警察官「これが逮捕状だ。」
草薙は警察署へ連行されました。
取調べ
警察官「飯の時間だ。飯を食ったら取調べを行うぞ。」
草薙「こんな粗末な飯が食えるか。俺は1億円を動かしていた男だぞ。ステーキを持ってこい。」
警察官「何を馬鹿なことをいうか。自分の立場がわかっていないようだな。いらねぇのか?」
草薙「仕方がねぇな。なんだこの冷たい飯は。ぺっぺ。」
警察官「静かに食え!」
そして草薙の取り調べが始まりました。
警察官「なぜやった?」
草薙「けっ!1億円も手に入れて遊びまくってやったぜ。警察も大したことがねぇなぁ。はっはっは。俺のハッキング技術もすごいだろ!」
警察官「罪は重いな。しばらく刑務所で頭を冷やしてこい!」
草薙「弁護士だ、腕の立つ弁護士を呼べ。俺は刑務所なんぞには入らん。」
警察官「お前にはお金がない。腕の立つ弁護士は雇えないだろう。」
草薙「何っ!チッ。」
草薙は舌打ちをしました。
まもなくして裁判が始まり、草薙は懲役刑に服しました。長い長い刑務所生活のスタートです。
草薙「俺には技術がある。刑務所から出たらまたハッキングをして今度こそ、1億円をゲットしてみせるぜ。ふはははは。」
草薙は懲りていなかったようですね。
今日のあとがき
私の初心者小説の第36弾はいかがでしたでしょうか?今回はハッキングについての内容となりました。まだまだ小説については勉強中です。また次回作もお楽しみに!
以上、【初心者小説】036.ハッキング不正アクセス、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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