患者から見た精神病院の医師の6つの仕事内容

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この記事を読めば、患者からみた精神病院の医師の仕事内容がどういったものか知ることができます。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

・精神病院の医師の仕事内容を知りたい方
・精神病院に入院予定の方
・精神科の医師を目指している方
・「HCap」に興味がある方

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患者から見た医師とは?

さて本日の記事の内容は、医師の仕事内容についてです。
現在、私は、精神病院に入院中。
入院をしてから2年半が経ちました。

この2年半の間に、医師と関わってきましたが、その内容を記事にしたいと思います。
「患者」とは、私のことです。
「医師」とは、精神病院での私の主治医のことです。

精神病院の医師の仕事内容は多岐に渡ります。
さっそくではありますが、その医師の仕事内容を見ていきましょう。

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1.医師の診察は週に1回程度

入院中の医師の診察は週に1回程度です。
入院をしてしばらくは毎日診察がありましたが、病状が安定していくにつれ、回数は減っていきました。

現在も病状は安定しているので、診察は2週間に1回のときもあります。
この診察の回数は患者さんによって異なっています。

医師も忙しいのか、診察時間は1分〜3分程度。
「体調はどう?」とか「眠れている?」くらいしか聞かれないこともあります。

あとはこちらから伝えたいことがあれば伝えて診察は終わります。
例えば、「パソコンが使いたいのですが、持ち込んでもいいですか?」と聞いたことがありました。
医師はいいと言ってくれたのですが、病棟ルールで禁止になっているため、パソコンは却下されました。

あとは「ブログを始めたいのですがいいですか?」と聞いたこともあります。
もちろん、OKでしたが、個人情報とか気をつければと言われました。

医師はたくさんの患者さんを受け持っているので忙しいのでしょう。
ただ、患者さんによっては、10分とか20分とか診察をしている場合もある印象を受けました。

★これが聞きたい★

あなた : 医師との信頼関係を築くのは大変ではなかったですか?

わたし : 毎週診察をしているので、コミュニケーションは自然と取れるようになりました。また主治医が妊娠でしばらく休むときに、別の主治医に変わりましたが、とくにストレスもなく、自然と受け入れられました。

あなた : OT活動に参加したい場合はどうすればよろしいのでしょうか?

わたし : OT活動に参加したい場合は医師の指示が必要になります。診察のときに自分の希望を伝えましょう。

2.外出・外泊の許可は医師の判断

私が入院している精神病院では、外出・外泊が最大で週に1回許可されています(事情がある場合は増やすことも可能です)。
この外出・外泊の許可は医師の判断になります。

病状が悪かったりした場合、外出・外泊はできません。
また、月に1回しか外出・外泊が許可されない患者さんもいます。

インフルエンザが猛威をふるって、街中に行くのは危険となれば、何週間も外出・外泊が許可されない場合もありました。
これは病状が安定している患者さんも含め、外出・外泊はできませんでした。

★これが聞きたい★

あなた : 外出・外泊には毎週行けていますか?

わたし : 医師の判断で週に1回外出に行けています。外出はストレス発散の場になっていて、私は外出が好きです。なので、医師に病状が安定していることをアピールしました。

3.閉鎖病棟から開放病棟に移るタイミングは医師の判断

私は入院当初、閉鎖病棟にいました。
病棟から出られず、散歩や外出もできません。
スマートフォンも使えません。
他の患者さんとお話をすることくらいしかやることがありませんでした。

暴れることもなく、真面目に生活をしました。
医師に真面目さをアピール。
そうしたら、2ヶ月程度で開放病棟に行くことができました。

暴れたり、安定をしていない患者さんは、医師からの指示で、閉鎖病棟にいることになります。
開放病棟への移動タイミングは医師の慎重な判断によって決定されます。

★これが聞きたい★

あなた : 開放病棟に移ってもまた閉鎖病棟に行くこともありえますか?

わたし : 医師の判断で開放病棟に行けても、不安定になれば、また閉鎖病棟に医師の判断で行くことになります。そんな患者さんも多いです。

4.開放病棟の観察室は医師の判断

開放病棟には観察室という場所があります。
風邪を引いたり、暴れたりすると、医師の判断で観察室に入ることになります。

私はインフルエンザにかかり、観察室に1週間も入っていました。
その間、スマートフォンもいじれず不便な思いをしました。
ようやく治って、医師から観察室から出てもよいと判断をされました。

また暴れた患者さんの手足を拘束するのも医師の判断のようです。
私は拘束はされたことがありませんが、手足を拘束されると、食事やトイレも介助されながら行うことになるようです。

★これが聞きたい★

あなた : インフルエンザで観察室は大変でしたね?

わたし : インフルエンザの検査も医師の判断で行います。インフルエンザに初めてかかりましたが、もう二度とかかりたくないので、予防接種を受けるようになりました。

5.医師は患者さんの依頼で診断書を書く

私は入院後、借金の滞納をしていました。
その借金の業者から、入院をしていることを証明してほしいと言われて、医師に診断書を依頼しました。
診断書代は高く、1枚3,240円でした。

また、患者にとっては一番重要な、障害年金の申請や更新の診断書も書いてもらいます。
現在の病状や、入院状況など、詳しく医師に書いてもらう必要があります。

日頃から医師には体調など、詳しく話しておくようにしましょう。
医師とコミュニケーションをしっかり取っておいて、障害年金の診断書もスムーズに作成してもらうとよいでしょう。
障害年金の診断書代は10,800円と高額でした。

医師の診断書のお陰で、障害年金2級に認定されました。

★これが聞きたい★

あなた : 医師とのコミュニケーションは大事ですね?

わたし : 私も極力体調などは話すようにはしています。また、診断書代は病院によって異なる設定になっています。

6.精神薬や下剤など薬の処方

医師の仕事には薬の処方もあります。
精神病院なので、メインは精神薬になります。

医師との診察のとき、薬を調整してもらったり、相談をすることができます。
薬が合わないとか、別の薬に変更してもらいたいなど、自分の意思を伝えるようにしましょう(入院をしていて薬剤師の方と接することはほぼないので、相談は医師にすることになります)。

また医師から、体調が悪いから薬を増やしますと言われる場合もあります。

私はジプレキサを処方してもらってからもう2年半が経ちましたが、薬が合っているので変えてもらったことはないです。
ただ、便秘になったので、下剤のシンラックを相談をして処方してもらいました。
また、花粉症のお薬も時期になったら処方してもらっています。

★これが聞きたい★

あなた : 自分に合う薬を見つけるためにも医師とのコミュニケーションは大事ですね?

わたし : なかなか自分に合う薬が見つからず、頻繁に薬の調整をしてもらっている患者さんもいます。医師とはよくコミュニケーションを取るようにしましょう。

本日の行動プラン

さて本日の行動プランですが「診察の際にしっかりと体調を伝えましょう。またお薬が合わないなどの相談をしましょう。」です。

普段からの医師とのコミュニケーションで障害年金の診断書が決まるのでしっかりと体調や希望をお話しするようにしておきましょう。

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今日のあとがき

医師には様々な仕事がありますね。
患者さんと関わらないところでもたくさんの仕事があることでしょう。

今回は医師の仕事内容を6つ紹介しました。
看護師など他の関係者の仕事内容も今後記事にしていく予定です。
お楽しみに。

以上、患者から見た精神病院の医師の6つの仕事内容、という話題でした。

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コメントいただけると嬉しいです。

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統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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