【初心者小説】043.統合失調症の女

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この記事では、初心者小説の第43弾といたしまして、「統合失調症の女」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 統合失調症に関する小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

玉子「私は玉子。3ヶ月付き合っている彼氏がいます。最近彼が私に対して冷たい態度を取るようになりました。浮気をしているかもしれません。」

玉子は彼に問い詰めることにしました。

玉子「最近のあなたの態度を見て感じたんだけど、あなた浮気しているんじゃないの?」

彼氏「じゃあ言っちゃうけど、好きな人ができた。俺たち別れよう。」

玉子「そ、そんな。」

彼氏「お前、きもかったんだよな。別れられると思うと嬉しいよ。」

玉子「私の何がきもかったの?」

彼氏「一番は顔かな。あとはしゃべり方とか?とにかくきもかった。お前、そんなんじゃ結婚できないぞ。俺からの忠告。」

玉子「私の顔ってそんなにきもいの?」

玉子は愕然としました。

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幻聴

???「きもいなぁ。」

玉子は誰もいないのに不気味な声を聞きました。

???「きもいぞ。お前。」

玉子「誰?」

しかし返事はありませんでした。

玉子は気になって鏡を見ました。自分の顔がなんとドロドロ溶けていくではありませんか。玉子はびっくりして大声を出しました。

玉子「私は顔もきもいし全部きもいんだわ。」

玉子は彼氏に言われた言葉が頭から離れませんでした。そのせいで幻聴、幻覚、被害妄想を体験していたのです。

???「きもいなぁ。」

玉子「私は生きていても仕方がないんだわ。」

玉子はカッターを持ちました。震える手。脈拍が早くなるのを感じました。冷や汗がたくさん噴き出してきました。

玉子「この腕を切ってしまえば楽になれる。」

自殺

ぐさっ。

玉子は自分の左腕の手首を切りました。

ブシュー。

血が溢れてきました。

玉子「これであの世に行ける。楽になれる。死んで良かった。」

玉子は気を失いました。

・・・

しばらく気を失っていた玉子でしたが、目を覚ましました。辺りを見回してみると何もない真っ白な空間にいました。

玉子「私は死んだの?ここはどこ?」

玉子は疑問を持ちましたが、誰かがその空間に入ってきました。

ガタン。

扉が開かれました。

玉子「誰?」

???「驚かなくていいよ。私は医師。あなたの主治医です。」

玉子「主治医?」

主治医「そう、ここは精神病院です。あなたは自殺をして気を失っていた。発見されてここまで連れて来られたという訳。」

鎮静剤

玉子「死にたい。彼に振られて。私はきもいのよ。」

主治医「考え直そう。きもくなんてない。ここは隔離室、自殺はできないわよ。」

玉子「生きていても仕方がない。うわー。」

玉子は暴れ出しました。

主治医「抑えて。」

看護師「はい。」

玉子は看護師3人に取り押さえられました。

主治医「鎮静剤を打ちましょう。ゆっくり治しましょう。きっと社会生活ができるようになります。」

玉子は鎮静剤を打たれ、眠りにつきました。

うつ病と統合失調症

玉子はしばらく眠っていましたが目を覚ましました。

玉子「少し落ち着いたみたい。」

しばらくすると主治医がやってきました。

主治医「玉子さん、さっきは興奮していたみたいだけど、落ち着いたかな?」

玉子「はい。」

主治医「あなたの病名が判明しました。精神疾患のうつ病と統合失調症を併発しているようです。自殺願望があり、幻聴や被害妄想も感じているようです。慎重に治療をすれば退院もできますし、社会復帰も可能性がありますね。これからお薬を飲んでいき、治療をすることに賛同してくれますか?」

玉子「ああ、はい。お願いします。」

主治医「わかりました。焦らずゆっくり治していきましょう。」

しばらく玉子は何もない隔離室で過ごし、安定したと判断され大部屋への移動となりました。

きもいんです

玉子は他の患者さんとお話をしてみました。

玉子「私はきもいんです。」

患者「そんなことないよ。綺麗だし結構いいと思うよ。」

玉子「でもきもいって言われて。」

患者「ひどいことを言う人もいるんだね。そんなに自分を責める必要はないよ。」

玉子「そうなのかな?」

患者「そうだよ。」

玉子は閉鎖病棟にいる患者さんとお話をするうちに、自分のことをきもいと思わなくなっていきました。

閉鎖病棟にいる患者さんたちはみんな優しかったです。優しい言葉をかけてくださいました。そのお陰もあって病気も良くなっていきました。幻聴や被害妄想も少なくなっていき、玉子は笑顔を取り戻せました。

主治医「玉子さん。病気もだいぶ良くなったようですね。顔を見ればわかります。近いうちに退院もできそうね。」

玉子「ありがとうございます。これからは男性に振り回されず、自分の中に芯を持って生きていきたいと思います。アホな男性とは付き合わないようにしたいですね。」

玉子は精神病院に入院をしたお陰で得られたものがあったようです。これからの玉子に期待をしましょう。

今日のあとがき

私の初心者小説の第43弾はいかがでしたでしょうか?今回は統合失調症についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】043.統合失調症の女、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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プロフィール
この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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