【初心者小説】058.強盗殺人罪

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この記事では、初心者小説の第58弾といたしまして、「強盗殺人罪」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 強盗に関する小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

来栖「俺は来栖。お金がない。食べ物がない。追い詰められている状況だ。どうするべきか。背に腹はかえられぬ。」

来栖は家を物色しました。お金持ちそうな家に強盗に入ることを計画しました。刃物は自宅にあった包丁です。

来栖「ふっふっふ。あそこの家は大きくて金持ちそうだな。貴金属をたくさん持ち出そう。」

ピンポーン。

母親「はーい。」

ガチャ。

来栖「大人しくしろ。ぶっ殺すぞ。」

母親「はい。」

来栖は母親に包丁を突きつけました。

父親「何事だ?」

来栖「父親とその子供2人だな。座れ。バカな真似をしたら殺すからな。」

両親とその子供たちの計4人は言われた通り座りました。しかし父親は来栖の隙を伺っています。

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来栖が後ろを向いたわずかな隙を見て父親が飛びかかりました。

がしっ。

父親「観念しろ。」

来栖「死にたいようだな。俺は柔道初段の持ち主。お前に勝てるわけがないだろう。」

ズドーン

父親は来栖に投げ飛ばされました。

ぐさっ

父親「ぐはぁ。」

母親「きゃー」

ポタポタ

母親は悲鳴を上げ、父親は包丁で刺されてしまったのです。

来栖「これで反抗できるやつもいなくなったな。」

父親はぐったりしました。

来栖「お金を出せ。」

母親「その前に救急車を。このままでは死んでしまう。」

来栖「まだ状況を把握できていないようだな。俺は強盗。お金を取りに来た。今、救急車なんて呼べるわけがないだろう。」

母親「わかりました。これがあるだけのお金です。」

母親は自分の財布から2万円を取り出し来栖に渡しました。

足りない

来栖「舐めてんのかてめぇ。たったの2万円かよ。2万円で命を助けて欲しいとは虫が良すぎるぜ。」

母親「あ、そうだ。指輪があります。」

来栖「よし、見せろ。」

母親「はい。」

来栖「おお!これは。」

母親「おそらく質店に持っていけば100万円にはなるでしょう。」

来栖「かーっかっかっか。しかし本当なのか?」

母親「本当です。結婚指輪のダイヤモンドです。だから助けてください。」

来栖「それは叶わぬ願いだ。ここで皆殺しにして俺は逃げ切る。クックック。通報されたらたまらないからな。」

母親「やめてください。命だけは。せめてこの子供達だけでも。」

来栖「だめだ。仲良くあの世でおねんねしてろ。」

ぐさっ。

母親「きゃー。」

来栖は子供2人を刺し殺しました。母親は泣き崩れました。

来栖「カーカッカ。わざとお前の目の前で子供を殺してやったんだぞ。母親としての無力さを嘆くが良いわ。」

来栖は早く逃げたいという焦りを感じていました。

来栖「死ねー。」

ぐさっ。

来栖は父親にとどめをさし、母親をも殺しました。

逃亡

来栖「よーし、ダイヤモンドか。いいものを手に入れた。これでお金持ちだ。まずは逃げないとな。できるだけ遠くに。」

来栖は着替えを持ってきていたため素早く着替えました。そして電車に乗って埼玉県から千葉県まで行きました。

来栖「ここまで来ればもう大丈夫。新しい人生のスタートだ。まずは質屋だ!」

来栖は質屋に行き指輪ダイヤモンドを売り捌きました。金額で70万円を手にしました。

来栖「結構高かったな。」

一方その頃。警察は一家殺人事件として捜査一課を立ち上げました。防犯カメラの映像を解析し、どうやら怪しい男は電車に乗ったと判定しました。そして全ての駅の防犯カメラをチェックし、どの駅で降りたのかもチェックしました。

来栖「まずは飯だ。そして住む場所でも探すかな。」

来栖は警察には絶対に捕まらないと思っていたのです。

コンコン。

来栖の新居に誰かがやってきたようです。

来栖「はい。」

警官「警察です。」

来栖はドキッとしました。

来栖「なんですか?」

警官「あなたに強盗殺人の容疑がかかっています。」

強盗殺人罪

警官「お部屋を見ますね。」

来栖「何もありませんよ。」

警官「これはなんだ!」

なんと警官は来栖の髪の毛とは別人の髪の毛を発見したのです。警官は髪の毛を鑑識にまわしました。

そしてなんと鑑識の結果は被害者の女性の髪の毛であると確認されました。そして来栖は逮捕されました。

警官「ふふふ。お前はもう終わりだ。証拠もある。強盗殺人。しかも4人も殺害。」

来栖「俺じゃない。」

バシン

来栖「ぐはぁ!お、俺じゃない。」

警官「認めろ。お前はクズ同然。一生刑務所で生きていくんだな。」

来栖は我慢の限界で警官に殴りかかりました。

サッサッサ。

警官は来栖のパンチを咄嗟に避けました。

警官「おおっと。はーはっはっは。さらに傷害罪までも犯すか!許さん。」

バシンバシン。

警官は来栖に平手打ちを何度かお見舞いしました。

来栖「ぐはぁ。」

来栖はぐったりしました。そしてしばらくして来栖は起訴され裁判が始まりました。

裁判官「来栖は一家4人を殺害し、金品を強奪。身勝手極まりない行為をしました。よって来栖には死刑を言い渡す。」

来栖「くっ。うまく指輪が70万円で売れたのにしくじったぜ。ついてなかった。俺もついに死ぬのかー。」

裁判官「死刑執行までしばらく待っていなさい。」

来栖はその後、死刑を執行されたようです。

今日のあとがき

私の初心者小説の第58弾はいかがでしたでしょうか?今回は強盗についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】058.強盗殺人罪、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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