【初心者小説】069.ギャンブル依存症

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この記事では、初心者小説の第69弾といたしまして、「ギャンブル依存症」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • ギャンブルに関する小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

須藤「俺は須藤。残業代も支払われないブラック企業で底辺サラリーマンとして働いている。ストレスも溜まっている。」

須藤は劣悪な環境で働いているためストレスをかなり抱えていました。ストレスの発散のため会社の帰りには競馬場に行き、競馬に夢中になっていました。

須藤「今日は残業がないようだ。これは競馬のチャンス。万馬券を的中させるぞ。大金持ちになってブラック企業とはおさらばだ。」

須藤はギャンブルで生計を立てることを夢見ていました。そして須藤は今日も競馬場に足を運んでいました。

須藤「3-5-1の大穴三連単に一点集中だ。いけー、いけー。そこだぁ。」

パカパ、パカパ

レースが終了しました。

須藤「くそぉー」

須藤は一発逆転の三連単をはずしました。また須藤はお金を失ったのです。

須藤「万馬券を的中させなければあのブラック企業から抜け出せない。くそぉ。今度はパチンコだ。」

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パチンコで粘る

須藤は休日にパチンコにチャレンジしました。

須藤「今日こそはがっつり稼ぐぞ!パチンコなら勝ったこともあるし行ける。ブラック企業からおさらばだ。」

須藤がパチンコを開始して3時間が経過。全然当たりが出ません。お給料の大半をかけています。かなり危険なギャンブル行為ですね。

須藤「くそぅ。なかなか当たらねぇ。」

どーん

須藤はイライラしてパチンコ台を蹴り飛ばしました。

須藤「チッ。」

そしてついに6時間が経過した辺りで持ってきたお金が底を尽きたのです。パチンコで大負けを喫しました。

須藤「今日は大負け。もうダメだ。お金がなくなった。またギリギリの生活か。」

須藤はお金を無くし今日は菓子パンを買って帰りました。

クレジットローン

須藤「こうなったらクレジットローンで一発逆転だ。ブラック企業で働いているからいくらか借りられるだろう。」

須藤はクレジットローンでお金を借りることにしました。クレジットローンを申請したところ20万円を借りることに成功しました。

須藤「ふっふっふ。これでパチンコリベンジだ。」

須藤は早速、クレジットローンで借りた20万円を持ってパチンコ店へ。

須藤「絶対に勝つ!」

しかし何時間粘っても大当たりは出ません。

須藤「くそぉ。なかなか当たらねぇ。」

どーん、どーん

須藤はパチンコ台を叩きました。

店員「すみません。パチンコ台は叩かないようにお願いします。」

須藤「うるせぇ。消え失せろ!チッ。」

その後、須藤はさらに2時間粘りました。しかしなかなか大当たりは出ません。須藤はさらにイライラしていきました。

須藤「どうなっているんだ!イカサマだ。」

どーん、どーん

店員「すみません。パチンコ台は叩かないようにお願いします。」

須藤「なんだとてめぇ。イカサマじゃねーか。」

店員「イカサマではありません。ちゃんと計算されています。」

須藤「うるせぇ。消え失せろ!チッ。」

しばらく粘りましたが須藤はついにクレジットローンで借りた20万円が底をついたのです。

喫煙所

須藤「ちぃぃー。イカサマだ。イカサマだ。」

須藤はタバコを吸いに喫煙所にやってきました。

ドッゴーン!!

須藤は灰皿を蹴り飛ばしました。

須藤「許さん。許さんぞぉぉー。」

須藤は持っているライターを壁に押し当てました。

須藤「クククククー。燃やしてやるぞ。」

ボワッシュ!

なんと須藤はライターで喫煙所の壁を燃やし始めました。

ざわざわ

周囲に人が集まってきました。

男性「煙が出ているぞ。警察だ、消防車だ。」

女性「あの人が燃やしたようですね。怖い。」

須藤「クククー。もっと騒げー。」

そしてしばらくして警察と消防が到着しました。消化活動を開始し、ボヤは鎮火しました。

警官「あなたの仕業ですね。」

須藤「クックック。俺は終わったんだー。煮るなり焼くなり好きにしろ。」

執行猶予

警官「それでは逮捕します。」

ガシャ

須藤は逮捕されました。そして取り調べが始まりました。

警官「なぜやった?」

須藤「けっ。俺は終わったんだ。ギャンブルで生計を立てようとしてな。借金地獄よ。」

警官「パチンコ店が迷惑を受けたことについては?」

須藤「知ったことか。俺は俺で精一杯だ。」

取り調べは終わり送検され裁判となりました。

裁判官「パチンコ店に放火をしたのですか?」

須藤「知ったことか!」

裁判官「その態度は良くありませんね。」

須藤「けっ!」

弁護士「態度は悪いですが初犯ですし本人も心の底では反省をしています。執行猶予付きの判決をお願いします。」

そして判決。

裁判官「パチンコ店への放火は重大な犯罪ですが、ボヤだったこともあり初犯を考慮すると懲役1年、執行猶予6ヶ月に処す。」

須藤「けっ!」

裁判官「これからは真面目に生活をしていくこと。放火などもってのほか。次やったらもう執行猶予にはなりませんよ。」

須藤は執行猶予の判決を受けシャバに戻ってきました。須藤は生活保護を受給することとなり、ギャンブルをやりたくて今日もうずうずしていました。

須藤「今日はパチンコだ!」

須藤は懲りていなかったようです。その後、須藤がどうなったのかは定かではありません。

今日のあとがき

私の初心者小説の第69弾はいかがでしたでしょうか?今回はギャンブルについての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】069.ギャンブル依存症、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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