【初心者小説】061.高齢者詐欺

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この記事では、初心者小説の第61弾といたしまして、「高齢者詐欺」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 詐欺に関する小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

時任は詐欺師。

時任「俺は時任。詐欺が出来る一人で住んでいる老人をターゲットに、手元の一覧表でターゲットを確定中だ。ふっふっふ。あの家は良さそうだな。」

時任は詐欺を行う家を確定しました。男性老人が一人で住んでいる家に詐欺に行くことにしました。

ピンポーン

老人「はい。」

時任「ごめんください。屋根の修理をして周っている者です。屋根から雨漏りがないか見させてもらえませんか。無料で屋根のチェックができますよ。」

老人「そうですか。わかりました。お願いします。」

時任「かしこまりました。ふっふっふ。適当に屋根を見て大金を。」

時任は適当に屋根を見てまわりました。修理をする気は最初からなく嘘の雨漏りを演じました。

時任「おじいさん。屋根がひどい状態でしたよ。このままでは雨漏りが発生します。修理をした方が良いです。」

老人「そうでしたか。もう古い家ですから。」

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屋根の修理

時任「いかがされますか?修理しましょうか?」

老人「はい、見ていただいて必要な修理をお願いします。」

時任「わかりました。先ほど屋根を見た感じだと100万円くらいで修理ができそうです。」

老人「100万円ですか。わかりました。お願いします。」

時任「かしこまりました。道具を車から取ってきます。」

時任は道具を取りに行くフリをしました。そして屋根に上がり20分間で作業をしたように装いました。

時任「無事に修理が終わりました。良かったです。これで雨漏りの心配は入りません。」

老人「ありがとうございます。」

時任「それでは100万円をお願いします。」

老人「わかりました。銀行に行ってきます。」

時任「お待ちしています。」

老人は銀行に行き、100万円を引き出してきました。

老人「お待たせしました。100万円です。」

時任「確かに。今回はありがとうございました。」

老人「こちらこそありがとうございました。」

時任は良い獲物を発見したと思いました。

時任「クーックックック。あっという間に100万円。あの老人をまたターゲットにしてやろう。」

水道管の修理

ピンポーン

時任「ごめんください。」

老人「はい。」

時任「以前は屋根の修理をしていただきありがとうございました。今回は水道管の点検をさせてください。」

老人「何かあったんですか?」

時任「定期的に水道管は見ておいた方が良いですよ。破裂する危険もありますからね。」

老人「わかりました。」

時任は水道管を見ているフリをしました。

時任「さておじいさん。水道管も修理の必要がありますね。このままだと水が溢れて洪水になりますよ。」

老人「それは大変だ。どうすれば。」

時任「そうですね。これだと300万円で修理ができます。」

老人「そ、そんなに。お金がありません。」

時任「いくらなら払えますか?」

老人「100万円くらいであれば用意できます。」

時任「わかりました。でしたら100万円でも大丈夫です。」

老人「それは助かりますね。100万円の支払いは後日でもいいですか?」

時任「わかりました。後日受け取りに伺います。」

時任は20分くらい水道管の修理をしているフリをしました。

息子

老人は心配になり息子に相談をしました。

息子「それは詐欺だ。水道管に不具合があったらこちらから連絡すると伝えたほうが良いかな。100万円取られてまたさらに100万円なんておかしいよ。」

老人「そうなのか、詐欺なのか。」

息子「そうだよ。絶対に断って。そして警察に通報しよう。」

そして老人は警察に連絡をしました。

警察「それは詐欺ですね。騙されたフリをしてみませんか?犯人を逮捕します。」

老人「わかりました。やってみます。」

警察「気づかれないように注意しましょう。」

老人「はい。」

そして老人は時任にお金を渡すフリをして呼び出しました。

時任「ごめんください。」

老人「あ、いらっしゃいませ。」

時任「修理はもう終わっているので約束のお金を受け取りに来ました。」

老人「水漏れは大丈夫ですか。」

時任「もう大丈夫です。」

現行犯逮捕

時任は100万円を要求しました。老人は100万円を出し、時任に渡しました。

警察「待て!!現行犯逮捕をする。」

ガシャ!

時任「いきなりなんですか。」

警察「詐欺容疑で逮捕だ。」

時任「おじいさん、どういうことですか。」

老人「心配だったので警察に相談したのです。」

時任「話が違う。」

警察「さあ、こっちへ来い!これから警察署でみっちり取り調べだ。」

時任は警察署へ連行されました。そして取り調べへ。

警官「高齢者を騙すとは卑劣だぞ。」

時任「屋根の修理をしました。」

警官「嘘をつけ。」

バシンバシン。

時任「ぐはー。」

警官は時任に往復ビンタを喰らわしました。

警官「さあ、正直に言え。」

時任「何も悪いことはしていない。」

警官「まだ言うか!喰らえ!」

バシンバシン。

時任「ぐはー。し、死ぬー。」

警官「これで懲りたか?」

時任「おじいさんを騙しました。」

警官「ふはっはっはっはー。ようやくしゃべったか。これからお前には地獄の服役が待っている。覚悟しろ!」

時任「チッ!」

警官「舌打ちしたな!許さん!」

バシンバシン。

時任「ぐはぁ。」

警官「お年寄りを騙すとはなんて罪なやつだ。服役をして心を入れ替えるんだな。ふはははー。」

時任はその後、服役をしたとのことです。心を入れ替えられたのかは定かではありません。

今日のあとがき

私の初心者小説の第61弾はいかがでしたでしょうか?今回は詐欺についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】061.高齢者詐欺、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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