この記事では、初心者小説の第54弾といたしまして、「サイバー攻撃で不正送金!散財をする男」をお送りします。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 小説が好きな方
- 初心者小説を読んでみたい方
- サイバー攻撃に関する小説を読んでみたい方
- 手軽に読める小説を読んでみたい方
- 「HCap」に興味のある方
序章
榎本「俺は榎本。コンピュータウィルスに興味があり自作して遊んでいます。情報系の大学に4年間通っていたので知識はそこそこあります。」
榎本は就職はせず親のスネをかじって生活をしていました。
榎本「もしかしてこの技術力を活かし、銀行システムへサイバー攻撃ができるかも。お金をたくさんゲットするぜ。」
榎本はそれから銀行システムへのサイバー攻撃用のシステム開発に取り組みました。なかなか難しいようで時間がかかっている様子です。
榎本「ちぃぃ。ここか!こっちか・・・むずい。これか!なかなか難しいな。サイバー攻撃のシステム開発がこんなにも難しいとは。でも俺の全てをかけて完成させるぞ。」
榎本はサイバー攻撃のシステム開発に全力を尽くしました。
そして3ヶ月後。
榎本「ふっふっふ。ついに完成だー!カーカッカッカ。俺の勝利だ。」
なんと榎本は銀行システムへ攻撃ができるプログラムを完成させることに成功したのです。
攻撃
榎本「これをこうやって。よし、攻撃開始だ。ふっふっふ。ポチッとな。」
ぴろぴろぴろ〜ん。。。
A銀行への攻撃が始まりました。銀行システムは連続攻撃によって動作不良を起こしました。
銀行客「あれ?なんだ?ATMが固まったぞ。動かない。お金が引き出せない。どうしよう?」
なんと榎本が作ったプログラムによって銀行システムに遅延が発生している様子です。
榎本「よし。がははははー。やったぜ。銀行のシステムダウン!今のうちにパスワードを盗み取ってやろう。」
榎本は混乱している銀行に乗じてパスワードリストを盗んでしまいました。
榎本「これか!これがパスワードリストか!ぐはははー。よ〜し。まずは攻撃するのを止めて銀行システムを復旧させてやるかな。」
しばらくすると銀行システムは回復しました。
銀行客「あれ?動いたぞ。良かった。」
パスワードリスト
榎本「パスワードリストも手に入った。複数のサーバを経由して手に入れたパスワードでログインしてやるぜ。」
榎本は複数サーバを経由してログイン画面を開きました。
榎本「クックック。このリストの中から適当にピックアップ。よしこいつだ!ユーザIDとパスワードを入力してと。」
・・・
榎本「よし!ログイン完了!預金残高は。これはすごい!3,000万円か!クーックックック。」
榎本は複数サーバを経由しバレないように不正送金を行いました。残高は3,020万円となりました。すごいですね!
榎本「俺は大金持ち。ひれ伏すが良い。楽勝だぜ。」
榎本は3,000万円で何をしようかと考えました。
榎本「3,000万円かぁ。何をしようかな。キャバクラかな。風俗かな。やりたい放題だ。車も買おう。高級服も良いなぁ。」
榎本の散財ステージの幕が上がりました。
散財放題
まず榎本が目に付けたのが車でした。ポルシェを買いたいみたいです。
榎本「俺もついにポルシェデビューか!1,000万円払ってやるか。」
榎本はポルシェを1,000万円で購入し乗り回しました。
ブオーン。
榎本「ポルシェは快適快適。女どもがこっちを見ているぜ。」
榎本は女性たちに声をかけました。
榎本「ヘイヘーイ。姉ちゃん。遊びに行こうぜ。」
女性「いや。」
榎本「ついてくればいい思いができるぜ。」
榎本は女性遊びも楽しみました。榎本は女性に私服がダサいことを指摘され恥ずかしい思いもしました。
榎本「私服がダサい・・・恥ずかしすぎる。高級服、高級時計、ネックレス、指輪、靴まで揃えてやるぜ。」
榎本は500万円を使って装飾品を身にまといました。
榎本「ふはっはっは。俺は大金持ちだ。頂点に君臨する男よ。ヘイヘーイ。姉ちゃん。遊びに行こうぜ。」
今日も榎本は女性遊びに精を出しました。
警察の捜査
一方その頃。
警察は銀行へのサイバー攻撃をした犯人の特定の捜査を開始していました。
警視「卑怯、卑劣な犯人を特定し逮捕をしましょう。」
警官たち「おー。」
警察はサイバー攻撃をした犯人の特定に全力を注ぎました。複数サーバを経由しているということもあり特定には時間がかかりましたがなんとか犯人に辿り着くことができました。
コンコン。
警官「榎本さん?いらっしゃいますか?」
榎本「はい。」
警官「警察です。何で来たかはわかりますか?心当たりは?」
榎本「よくわかりません。」
警官「すごい豪勢なマンションに住んでいますね。」
なんと榎本は高級なマンションに引っ越していたのです。
警官「どこからのお金なのか自分の口から説明してくれ。」
榎本「何のことだかさっぱりだね。」
警官「自分で言わないと不利になるぞ。言え。」
榎本「知らん。証拠を出せ。」
警察はパソコン画面を榎本に見せました。そこにはサイバー攻撃をした証拠がしっかりと記されていました。
榎本「チッ!」
警官「自分で言わなかったから罪は重くなるぞ。覚悟しておけ。不正に入手したお金は全て返済してもらう。借金地獄だな。わっはっは。天国から地獄とはこのことだ。」
榎本「俺のサイバー攻撃は完璧だった。なぜだ?」
警官「ふっ。こっちのサイバーテロ対策も万全だからな。さあこっちへこいっ!逮捕だ。」
今日のあとがき
私の初心者小説の第54弾はいかがでしたでしょうか?今回はサイバー攻撃についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!
以上、【初心者小説】054.サイバー攻撃で不正送金!散財をする男、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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