【初心者小説】AI屋台 第6話「パワーハンド」

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この記事では、初心者小説「AI屋台シリーズ」の第6弾といたしまして、「パワーハンド」をお送りします。

※この写真はイメージです。

どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。

  • 小説が好きな方
  • 初心者小説を読んでみたい方
  • 最先端技術のAIについての小説を読んでみたい方
  • 手軽に読める小説を読んでみたい方
  • 「HCap」に興味のある方
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序章

木下「俺は木下。警察官である。体格はかなりがっちりしていて、そのため人質現場によく駆り出されることが多かった。そして今日も人質現場に来ていた。」

警官「ナイフを捨てて手を上げろ。」

犯人「なんだと、許さんぞぉ。この女がどうなってもいいのか?逃走用の車を用意しろ!」

そのまま1時間の膠着状態が続いた。

警官「馬鹿なマネはやめろ。」

犯人「お前達と話をしていても疲れるだけだ。タイムリミットだ。殺す、殺すぞ!」

グサッ。

ついに犯人は女性を刺した。

警官「突撃!」

犯人は木下たち5名の警官によって取り押さえられた。刺された女性は病院に運ばれたが命を落とした。木下は絶望を感じた。なぜ命を救えなかったのか?もっと良い手はなかったのか?

木下「俺はダメな警察官だ。体格が良いだけのデクの棒。」

そんな絶望の淵に佇む木下だがAI屋台を発見することとなった。

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すごい柔道着

木下「こんなところに屋台。何が売られているのだろう?」

エドゴン「いらっしゃいませ。」

木下「何が売られているのですか?」

エドゴン「AIスキャンをすれば今のあなたに必要なアイテムが出現します。」

木下「じゃあAIスキャンをお願いします。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おお、これは!すごい柔道着でございます。」

木下「どんなアイテムなんですか?」

エドゴン「それは実際に使ってみて体感していただくしかありません。」

木下「お値段は?」

エドゴン「1万円でございます。」

木下「まあ1万円くらいならいいか。買ってみます。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

木下「すごい柔道着かぁ。早速明日の柔道練習で着てみるとするか。」

木下「タァー」

ドーン。

柔道練習にすごい柔道着を着ていった木下だが、練習では快調だった。

木下「これがすごい柔道着の効果か。すごいな。すごい柔道着とは、柔道の練習の時に技を鮮やかに決めることができる柔道着だったんだ。」

木下は練習を繰り返し柔道の技を極めていった。

再び人質事件

木下は再び人質事件の現場に駆り出されていた。犯人はなんと拳銃を持っていた。

木下「拳銃を持たれていては近づくことができない。いったいどうすれば。」

犯人「この女を撃つぞ!いいんだな。」

木下「ま、待て。」

バキューン!

木下は柔道の技を磨いていたが全く役には立たなかった。

木下「俺は何をやっているんだ。また人質を助けられなかった。柔道なんてなんの役にも立たないじゃないか。」

パワーハンド

木下はAI屋台を再び発見し入っていった。

木下「すごい柔道着は確かにすごかったですが、人質を助けられるようなすごいアイテムはありませんか?」

エドゴン「それはAIスキャン次第でございます。」

木下「もう一度、AIスキャンをお願いします。」

エドゴン「かしこまりました。」

びろろろろーん!!

わずか3分ほどでAIスキャンは終わった。

エドゴン「おお、これは!パワーハンドでございます。」

木下「なんか怪しいアイテムが出てきましたね。わかっています、実際に使ってみないと効果はわからないんでしょ?買います。いくらですか?」

エドゴン「10万円でございます。」

木下「高いですなぁ。でもすごい柔道着のこともあるし、わかりました、買いますよ。」

エドゴン「お買い上げありがとうございます。」

活躍そして表彰

再び事件が起きて木下は現場に駆けつけた。犯人は拳銃を持っていて危険だ。木下はパワーハンドを装着した。

木下は犯人との間合いを詰めていった。

犯人「こっちに来るな、打つぞ。いいのか?」

木下はパワーハンドがあるから大丈夫だと根拠のない自信に満ち溢れている。

木下「馬鹿なマネはやめるんだ。」

バキューン。

犯人は木下に向けて発砲した。

木下は発砲された弾をパワーハンドで受け止めた。弾は粉々に砕け散った。

犯人「何者だ、貴様は。死ねー。」

バキューン、バキューン。

犯人がさらに発砲をしたがパワーハンドが弾を受け止めた。

木下「大人しくするんだ。」

木下は犯人を取り押さえた。

木下「すごすぎる。なんというアイテムなんだ。パワーハンドを装着すると根拠のない自信に満ち溢れ、発砲された弾を受け止めることができるアイテムだったんだ。」

木下は犯人を捕まえたことで表彰された。そして木下はその後も現場に行く機会が増え、パワーハンドで犯人を捕まえていった。拳銃のみならず、ナイフなどの刃物にもパワーハンドは役に立った。

木下の精神面にも良い影響があり、木下は人質になった犯人が殺されるという自分の無力感を感じなくなっていた。

なぜ、AI屋台が木下を選んだのかは定かではないが、木下ならパワーハンドを使いこなせるだろうとAIが判断したのだろう。

今日のあとがき

私の初心者小説のAI屋台シリーズの第6弾はいかがでしたでしょうか?今回は警察官についての内容となりました。まだまだこれからだと思っています。また次回作もお楽しみに!

以上、【初心者小説】AI屋台 第6話「パワーハンド」、という話題でした。

体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。

初心者小説
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この記事を書いた人

HCap(エイチキャップ、ハンディキャップ)を運営しているedogonと申します。
統合失調症を患い3年間入院をしていました。現在は退院し、精神障害者向けグループホームに入居しました。障害年金2級を受給しています。生活費4万、借金返済2万で節約生活を実践!統合失調症やグループホームについての体験談をブログやYouTube、ツイッターで情報発信しています。就職せずに起業をします!!

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