この記事では、初心者小説の第6弾をお届けしています。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
・現在、お金に困っている、または貯めたい方
・無駄遣いをしている方
・初心者の小説に興味がある方
・「HCap」に興味がある方
序章
マネヒコは地方の中小企業の会社員、27歳。
5年間働いてきて、貯金も50万円を貯めることができました。
マネヒコには東京への憧れがありました。
貯金も貯まってきたし、東京に引っ越したいと思っています。
働いている会社には、東京支店がなく、東京に引っ越すには、退職するしかありません。
マネヒコ「お金もあるし、会社を辞めて東京に行きたいな。」
東京に行きたいのはいいですが、目的がありませんでした。
東京で何がしたいのか?
マネヒコ「課長、相談があります。」
課長「何だね?」
マネヒコ「退職させてください。」
マネヒコは課長に退職願いを提出しました。
余っていた有給を使い、引っ越しの準備に取り掛かりました。
まずは引っ越し先を決めなければいけません。
連帯保証人不要のレオッパへ
マネヒコはパソコンで検索をして、連帯保証人不要のアパートを探しました。
面倒な手続きが嫌いだったからです。
すると検索結果にレオッパという管理会社が出てきました。
家賃3ヶ月分を前払いすると、連帯保証人が不要となり、審査も甘くなるようなのです。
マネヒコ「ここがいいな!」
マネヒコはレオッパの支店に行きました。
マネヒコ「東京にいい物件はありませんか?」
担当者「希望はありますか?」
貯金が50万円ということを考慮し、東京の端っこの方がいいと考えました。
マネヒコ「東京の端っこあたりで。あとは家賃を3ヶ月分前払いにするので、連帯保証人はなしで。」
担当者「端っこですか?ここはいかがでしょう?」
家賃7万円の物件を提示されました。
担当者「初期費用は、敷金、礼金、仲介手数料、家賃3ヶ月分で42万円になります。」
マネヒコは少し高いと思いましたが、お金ならあるので、ここの物件に決めました。
会社の退職手続きも終了し、引っ越しの日がやってきました。
最後のお給料をもらい、貯金はおよそ30万円になっていました。
引っ越しは簡単に終了
マネヒコは地方のアパートで一人暮らしをしていました。
家具、家電付きの物件だったため、引っ越しの荷物はほとんどありませんでした。
服やキッチン道具、パソコンくらいしか荷物はなく、簡単な引っ越しになりました。
引っ越し業者に頼むのももったいなかったですが、引っ越し業者にやってもらうことに。
地方から東京まで、引っ越し費用はおよそ3万円でした。
家具、家電の購入
マネヒコはさっそく、東京の家具屋さんを見に行きました。
マネヒコ「いろいろな家具があるな、買い揃えるか。」
マネヒコはお買い物に夢中になりました。
シングルベッド、テーブル、クローゼットを物色。
シングルベッドは5万円〜
テーブルは3千円〜
クローゼットは1万円〜
ベッドは収納付きがいいな。
テーブルも引き出し付きのやつ。
クローゼットは大きいやつで。
合わせて10万円ほどになりました。
マネヒコ「いい買い物をしたなぁ。次は家電だ!」
家電屋さんに到着。
テレビ、ブルーレイレコーダー、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジといろいろ。
テレビは大きいサイズ。
ブルーレイレコーダーもたくさん録画を保存できるやつ。
あとはこだわりがなかったので、安いやつ。
家電を購入するときに問題が発生しました。
お金が足りないのです。
マネヒコ「もうお金がこんなに少なくなっていたのか。まいったな。」
マネヒコは働いていたときに作ったクレジットカードのローンを使用することにしました。
マネヒコ「よし!30万円借りよう。」
クレジットカードのローンで簡単に30万円を借りることができました。
マネヒコ「これで家電が買えるな。」
店員「全部で22万円になります。」
新居での生活がスタート、遊びに夢中に
家具、家電を揃えて、借金をしたマネヒコ。
マネヒコ「楽しい東京生活のスタートだ!」
マネヒコには焦りはありませんでした。
食べることが好きなマネヒコは、東京で食べ歩きをします。
ラーメン、ハンバーグ、ステーキ、とんかつ、回転寿司。
マネヒコ「いやぁ、東京の飯もうまいな。」
特に回転寿司にハマり、1週間に1回のペースで行くことに。
1皿200円ほどと高級な回転寿司。
マネヒコ「ここのネタは最高だ!」
マネヒコは働いていなかったため、時間を持て余し、ゲームセンターにもハマりました。
麻雀が好きなマネヒコは通信対戦ができる麻雀ゲームをやりまくり。
1日に5時間くらいは遊んでいました。
マネヒコ「麻雀おもしれぇ。」
そんな生活を3ヶ月続けてきました。
お金がどこにあったか?
そうです、借りまくったのです。
レオッパに入居して3ヶ月が経過し、家賃7万円の支払いも始まりました。
さらに借金がふえていきました。
それに合わせて体重も70kgだったのが、80kgに。
東京に引っ越してきて3ヶ月。
借金は100万円になりました。
お金が支払えないマネヒコ
マネヒコ「今月はお金がヤバイな。」
さすがにお金を借りまくり、もう借りるところもなくなりました。
管理会社「家賃を支払ってください。」
マネヒコ「もう少し待ってください。」
焦ってきたマネヒコは就職活動を始めました。
焦ってはいますが、日課になっていた食べ歩きとゲームセンターはやめられませんでした。
また、就職活動もなかなか進まず。
マネヒコ「もうだめだ。親に頼るしかないか。」
親に電話をするマネヒコ。
親「お金は貸せない、自分でどうにかできないなら実家に帰ってこい。」
そのまま2ヶ月が経過し、アパートを強制退去になりました。
せっかくの憧れた東京生活は終わりを迎えました。
東京で生活をするには、それなりの覚悟が必要だったということです。
就職活動もせず、ただただ遊んでいたマネヒコには東京での生活は無理だったということです。
しっかりとお金の管理ができるようになったら、マネヒコにも再び東京生活のチャンスが訪れるかもしれませんね。
今日のあとがき
本日は、初心者小説の第6弾をお届けしました。
マネヒコももう少しお金の管理ができていれば、良かったですね。
私たちの現実社会もお金にはシビア。
私は病院から退院をしたら、東京で生活をしますが、マネヒコみたいにならないように、お金の管理はしっかりしたいと思いました。
今は障害年金だけの収入しかありませんが、就職活動もして、働きたいと思います。
現在、お金に困っている方は、収支を見直すことから始めてみましょう。
以上、【初心者小説】006.マネヒコの無駄遣い日記、という話題でした。
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