この記事では、精神病院に強制入院をしてしまった時についてみていきます。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 精神病院に強制入院をするとはどういうことなのか知りたい方
- 閉鎖病棟に入るとなかなか出られないことについて知りたい方
- 精神病院の入院費用や入院期間について知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では精神病院に強制入院をするとはどういうことなのか、中盤では閉鎖病棟に入るとなかなか出られないことについて、後半では精神病院の入院費用や入院期間についてお送りします。
精神病院に強制入院をするとはどういうことなのか
さてまずは精神病院に強制入院をするとはどういうことなのかについてみていきましょう。
精神病院への強制入院とは?
統合失調症などの精神疾患を抱えていると精神病院へ強制入院をしてしまう危険性が高まります。日常生活で急に症状が重くなりパニックに陥ると、何がなんだかわからなくなります。とても危険な状態ですね。
ひどい時には周りの人に体を掴まれることもあるかもしれません。そして精神病院に救急搬送となるでしょう。一応、医師の診察があってそのまま強制入院となります。危険人物なので閉鎖病棟に入院となります。
医療保護入院や措置入院
医療保護入院とは、患者が暴れて家族が手がつけられず医師に診察を受けさせ患者を強制入院させる入院形態です。家族の同意があれば患者の同意がなくても強制的に入院をさせることができます。
措置入院は警察が絡んだときなどに患者の同意がなくても都道府県知事の命令で強制入院をさせる入院形態です。危険人物と判断され他人に危害を加える恐れがあるときに一時的に入院を強制させることができます。
やばい人とはどういう人か?
統合失調症などの精神疾患を抱えると自分では意識をしていなくてもパニックになり大声を上げたり暴れる危険性があります。こうなってしまうともうやばい人となり精神病院へ強制入院となってしまうでしょう。
やばい人とは周りに迷惑をかける疑いのある人で、放置をすると危険なので入院をさせるわけです。こうならないように医師から精神疾患であると診断をされた場合は、処方されたお薬をしっかり飲むようにしましょう。
やばい人にはなりたくないですね。
そうですね。やばい人になった場合、時間の問題で精神病院へ強制入院となる可能性が高いです。パニックにだけはならないように気をつけて生活をしていきましょう。自分の力だけではどうしようもない場合は、家族や精神科のサポート、地域の支援者とコミュニケーションを取りながら治療を継続しましょう。
閉鎖病棟に入るとなかなか出られないことについて
さてここからは中盤戦で閉鎖病棟に入るとなかなか出られないことについてみていきましょう。
閉鎖病棟とはどんなところなのか?
精神病院の閉鎖病棟には危険人物(やばい人)が入院します。他人に危害を加える危険性がある人は閉鎖病棟に強制入院となります。病棟からは出ることはできません。ただ一定の症状の軽い人は1日に1回だけお菓子を買いに売店に行くことはできました。
病棟に戻ってお菓子を食べることもできましたね。スマホやパソコンも禁止で音楽プレイヤーは聴くことができました。とにかく何もすることがなく暇な日々を過ごします。誰かと仲良くなって会話をすることが大切だと思います。会話をすれば時間が過ぎますが、ずっと話していると話すこともなくなっていきますね。
またテレビは病棟に1台あったので暇な人はテレビを見て過ごしていました。暴れる人は隔離室に入れられて、ベッドとトイレしかない場所で周りからは丸見えの状態のお部屋で過ごすことになります。
なかなか出ることは困難であることについて
閉鎖病棟は一度入るとなかなか出ることはできません。出れる人は症状が安定していて暴れることがなくお薬もしっかり飲む人です。私も合計で2ヶ月間も隔離室と閉鎖病棟で過ごしていました。ようやく医師に認められて開放病棟に移動することができましたね。
閉鎖病棟にいる人の中には窃盗をしている人もいて、他人のお部屋に勝手に入ってタバコを数本だけ盗んでいました。特にチクるようなことはしませんでしたね。自分のことで精一杯だったというのもあります。
大人しくしているのが一番である
精神病院の閉鎖病棟に入ってしまったら大人しくしているのが一番です。暴れても何も解決はしません。体力を使うだけです。大人しくして症状が安定してきたと判断されれば開放病棟へ移動することもできます。
また暴れたら即、隔離室に入れられてしばらく何もできなくなります。鎮静剤も打たれるでしょう。良いことは何もないです。大人しくして開放病棟に移動できればあとは退院を待つだけですね。
閉鎖病棟に入る人はどんな人ですか。
危険人物(やばい人)が入ることになります。例えばシャバでパニックになって暴れたりして他人に迷惑をかけて、精神疾患を持っているとなると精神病院の閉鎖病棟に強制入院となるでしょう。そうならないためにもしっかりお薬を飲むことが大切です。
精神病院の入院費用や入院期間について
さてここからは後半戦で精神病院の入院費用や入院期間についてみていきましょう。
入院費用について
精神病院に強制入院をした場合、措置入院の場合は国から入院費が払ってもらえるため入院費は0円となります。医療保護入院の場合は家族の同意で入院をするわけですから家族が入院費を支払います。任意入院の場合は自己負担となりますね。
入院費は入院してから3ヶ月間は高くなっています。4ヶ月目以降は安くなります。住民税非課税世帯の場合、4ヶ月目以降の入院費は3万円以内となる場合が多いですね。私もそれくらいの入院費で入院をしていました。
入院期間について
入院期間は病院によって大きく異なります。入院期間は3ヶ月以内となる病院もあったり、また長期入院をしている(1年以上)患者さんが多い病院もあります。私も3度の入院をしたことがありますが、入院期間は3ヶ月、2ヶ月半、3年でした。
3年間入院をしていた精神病院は、ほとんどの患者さんが1年以上の長期入院をしていました。でも基本的には症状が良くなってくれば退院をさせてもらえます。入院中は問題を起こさず大人しくしていましょう。
入院中の治療方法について
精神病院に入院中はお薬での治療がメインになります。毎日決まった時間に決まった分量のお薬を飲みます。私は1錠でしたが多い人は10錠以上飲んでいる患者さんもいました。お薬に押さえつけられているのか喋りづらそうな患者さんもいましたね。
あとは、作業療法もしていました。塗り絵、プラモ作り、パズル、映画などの作業や私は農耕プログラムに参加をして畑を耕し収穫をして調理をしていました。調理は退院後の自炊に活かせましたね。
診察時に何か困ったことはないかお話をしたりもしましたが、退院について聞くことが多かったです。また健康診断なども定期的に行っていましたね。映画鑑賞会もありました。入院をすれば病状は良くなっていく場合が多いですね。
入院費用が3万円以内は安いですね。
そうですね。収入が障害年金しかない場合は、入院費はそれくらいの負担になります。ですので入院中は退院後のことを考えて貯金をしていました。節約思考も身に付けられて良かったです。
最後に
最後に本日の行動プランと今日のあとがきをお届けします。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「精神病院に入院をしても慌てない」です。もしパニックなどになって精神病院の閉鎖病棟に強制入院になっても慌てないことです。大人しくして過ごしていれば退院ができます。
お薬をしっかり飲み治療を開始しましょう。お薬をしっかり飲めば再びパニックになる確率をグンと抑えることができます。私もお薬を飲むようになってからパニックにならずに済んでいるのでお薬の力は大きいです。
今日のあとがき
本日はやばい人となって精神病院へ強制入院をするということについてみてきました。パニックにならず落ち着いて生活を遅れることが一番です。おかしいと思ったら早期に精神科を受診するようにしましょう。
以上、精神病院にやばい人となり強制入院をしてしまった時 費用や入院期間について、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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