この記事では、統合失調症体験談の深掘りをしていきます。
※この写真はイメージです。
どうもです、「HCap」を執筆しているエドゴンです。
この記事は下記のような方に向けて書いてます。
- 被害妄想、誇大妄想について知りたい方
- 統合失調症が暴力行為に発展する可能性について知りたい方
- 「HCap」に興味のある方
この記事の結論から先にお伝えすると、結論は以下の通りです。
本日は、前半では被害妄想、誇大妄想について、後半では暴力行為に発展する可能性をお届けします。
被害妄想、誇大妄想
以前、以下のようなツイートをしました。
「統合失調症には幻聴、幻覚の他にも被害妄想だったり、誇大妄想などもあります。どれもきつい症状ですね。正気を失います。」
このツイートについて深掘りをしていきます。
被害妄想とは
ここでは被害妄想について考えてみたいと思います。被害妄想は統合失調症による症状を自分は受ける必要がないと考えるものです。統合失調症にかかってしまったことを不運に思い、被害妄想に取り憑かれます。または統合失調症の症状は誰かが行なっている仕業だと人災にしてしまいます。
また自分は総理大臣やタレントのような重要人物だと思い込み、誇大妄想にも取り憑かれる可能性があります。実際には全く重要人物ではありません。
監視されているという被害妄想
統合失調症の初期の頃に感じる監視されているという症状。これは被害妄想の一種ですね。誰かが実際に自分を監視していると思い込み、さらに自分は重要人物だから監視されているんだと思い込みます。
また盗聴や盗撮をされているのではないかという意識に支配される可能性もあります。パソコンに不正アクセスをされているかもしれないとも思い込みます。
電波による思考盗聴
また被害妄想の中には自分の心の中が誰かに伝わっていると思い込むものもあります。電波を当てられ思考が盗聴されていると感じられます。
この症状は人災だと感じられる可能性があり注意が必要です。人災なので「あいつが悪い」と思い込む可能性があります。
慰謝料請求
人災だと思い込むと、「本来は自分はこんな大変な目に会う必要がなかった。あいつが悪い。だからあいつに慰謝料を請求できる」と思い込みます。本当にあいつが思考盗聴を行なっているのでしょうか?
慰謝料の額も、数千万円から数億円にまで発展していきます。統合失調症の症状が長くなれば長くなるほど慰謝料の請求額も増えていくでしょう。
私の場合は被害妄想はあり
ここでご紹介した統合失調症の被害妄想ですが、実際に私が体験したものです。監視されているという感覚は初期の頃によく感じられていました。不特定多数の誰かが自分を追いかけ回すという感覚がありました。恐怖を覚えました。
また思考盗聴されているという感覚もありました。誰かが私の脳に電波を当て、それにより思考が盗聴されていると思い込みました。
また監視や思考盗聴をされているので自分は被害者であるという感覚もあります。だから慰謝料を加害者に対して請求できるという被害妄想もあります。
これらの症状は現在も継続中です。統合失調症は一度かかると治らないと言われています。寛解という症状を感じなくなるまで回復する可能性もあるようです。
統合失調症の被害妄想はきつい症状ですね。
きついですね。被害妄想に取り憑かれ、恐怖を覚えます。不特定多数の誰かに追いかけ回されるなんて考えただけでも怖くなります。外出ができなくなる人もいるようです。
暴力行為に発展する可能性
以前、以下のようなツイートをしました。
「幻聴に悪口を言われ、その時たまたま人が通り過ぎたら、その通り過ぎた人が自分に悪口を言ったのだと勘違いをします。そしてその人にキレて暴行を加えるという大変危険な病気なのです。」
このツイートについて深掘りをしていきます。
統合失調症で幻聴が聞こえるという状態
統合失調症で幻聴が聞こえているという状態とは一体どういった状態なのでしょうか。誰もいなくても声が聞こえてきたり、道を歩いている時に声が聞こえてきたりする状態のことです。
お薬で症状をある程度は抑えることができますが、症状は完全になくすのは難しく、幻聴が聞こえるときもあるでしょう。そういう場合には頓服薬を飲むように主治医に言われます。
外出中に幻聴が聞こえてきたときに
症状が現れたら頓服薬を飲むのはいいのですが、それが外出中とかだった場合はいかがでしょうか。街中を歩いているときに幻聴が聞こえてきて、お薬を常備していてすぐにお薬が飲める状態の人は少ないのではないでしょうか。
大体の人はお薬を飲むのは面倒だったり帰ってからでいいやとなったりします。
近くの人が自分に悪口を言った
街中で幻聴が聞こえてきたときに最も怖いのが、目の前にたまたま歩いていた人が自分に向かって悪口を言ったと勘違いをしてしまうことです。
幻聴だけならまだいいですが被害妄想や誇大妄想をもし抱いていた場合、幻聴に対してイライラしてくる可能性があります。そうなると危険です。
目の前にいる人に八つ当たり(本人は目の前にいる人が犯人だと思い込んでいる)をしてしまう可能性があります。言葉だけならまだ良いですが、暴行を加えたりすれば警察がやってくるでしょう。
普段からストレスの発散を(解決策)
幻聴が聞こえてきて目の前の人に衝動的に暴力を加えるのではなく、日頃からストレスの発散をしておくのが良いでしょう。そうすれば衝動的になることを防ぐことができます。
ストレスの発散に役に立つのは睡眠、運動、食事です。よく眠れていますか?運動していますか?食事には気をつけていますか?これらは基本中の基本なので習慣化をすることをおすすめします。
またなるべくならお薬の常備はしておいた方が良いでしょう。
本日の行動プラン
さて本日の行動プランですが「暴力行為はやめましょう」です。被害妄想を感じたらお薬を飲んで対処しましょう。治療を早めに開始し、ストレスの発散もしておきましょう。
目の前の人に暴力行為をしてしまいかねないのは危険すぎますね。
そうですね。日頃からストレスの発散をしておくのは衝動行動を抑えてくれるのに役立ちます。睡眠、運動、食事を毎日気をつけるようにしましょう。
今日のあとがき
本日は統合失調症と被害妄想、誇大妄想についてみてきました。また暴力行為に発展する可能性について深掘ってみました。統合失調症は危険な病気なので治療は必須です。我慢をしないで少しでもおかしいと感じたら精神科を受診しましょう。
以上、統合失調症の被害妄想は暴力行為に発展する可能性がある、という話題でした。
体にはお気をつけ、お過ごし下さい。
病気を患っておられる方は、無理をせず自分のペースで進んでいきましょう。
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